2016年2月3日水曜日

朝一番に携帯電話を探しに行きましたら、道場内のいつもと違う棚の上にありました。昨日は運動着に着替える時にいつもとちょっと違う行動をしたので、その時に手に持っていた携帯をいつもと違う棚に置いてしまったようです。そんな簡単なことを忘れてしまうとは、少し認知症が始まりかけたのかもと思ってしまいました。何はともあれ、無事見つかったので早速ドコモに電話をして一時的送受信停止設定を解除してもらいました。

「林業と薬剤」の原稿は、共著者の一人から2、3の語句の訂正が送ってきましたので、早速訂正して編集担当者に訂正版を送り直して差し替えを依頼しました。
表紙を飾る写真も適当なものがあれば提供してほしいと言われていましたので、パソコンの外付けのハードディスクをパソコンに接続して保存してあるファイルを開いて適当に20数枚選んで送りました。以下はその中の何枚かです。いずれも現地に行かなければ撮れない写真で、私にとっては当時一生懸命取り組んでいた研究を思い出すお気に入りの写真です。
長野県駒ケ根市では2008年6月10日、2009年6月13日、2010年6月15日に、千曲市では2009年6月10日、2010年6月17日に、有人ヘリでスミパインMCが散布された時に、私たちは現地に出かけて泊まり込みで薬剤の飛散実態の調査をしています。山の中や周辺地域に設置したポンプやろ紙を経時的にチェックするのは体力勝負でしたが、今より若くて元気だったのでできたのだと思います。熊に注意の看板には特に夜間の山中の調査の時にビクビクしましたが、幸い熊に遭遇することはありませんでした。一度、駒ヶ根市の栖林寺の上の山道を夜中に車で登っている時に、崖から車ごと転落しそうになったことがありますが、幸い寸前に気が付いてJAFFを呼んで救出されたことがありました。九死に一生を得たような気がしたのを覚えています。危険な調査でしたが、そのお蔭で貴重なデータを収集できました。多分、もう私にはこういう調査研究は二度とできないと思います。

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