昼休みに道場で筋力トレーニングをしてから水元公園にウォーキング/ジョギングに出かけました。今日は立春だそうで、気温はまだ低くても何となく春の気配も感じました。昔、大学構内の記念館と呼ばれた同窓会館(宿泊やコンパができた)が洗心館と名前が変わりましたが、老朽化して取り壊されました。その跡地に、どなたかが大金の寄付をしてくれたらしく、立て替え工事が行われています。昔、空手部の合宿などでもよく使った施設でしたので、立ち寄ってみたら、ずいぶん周りの木が伐採されていました。
戸定ケ丘の斜面林もすっかり冬景色で、広葉落葉樹はすっかり落葉しています。
今日は水元公園のBブロックと呼ばれるところに行ってみましたら、小合溜にはいろいろな鳥がきていましたが、珍しくキンクロハジロの群れが水に浮いていました。雌は地味な羽模様ですが、雄は黒い羽に体側の白い羽のコントラストがはっきりしていて目立ちます。
管理事務所の近くのマツの木は金沢のような北陸地方の豪雪地帯でよく見る枝吊りがしてありましたが、造園師の技でしょうが私には芸術的に見えました。
帰りに大学の野村昌史先生の研究室にちょっとだけ寄りました。10年も勤めてくれた事務補佐員の女性が今月末で辞めて他所に移る予定で、それまで毎週木曜だけは研究室にいるとのことでしたので、ちょっと名残惜しい気がして、他愛のないおしゃべりをしてきました。国立大学の研究室はお金がないので(園芸学では教員1人当たり年間研究費わずか10万円)、委任経理金の獲得も厳しいでしょうから多分事務補佐員の給料も週1日分しか払えないのではと想像します。大学の教員は、教育も研究も金集め(外部資金獲得)もで、技術職員も事務職員もいなくて大変な状況です。