農業協同組合新聞(電子版)JAcom(2016.2.8)に興味深い記事が載っていました。
http://www.jacom.or.jp/saibai/news/2016/02/160208-29094.php
無料でいつも自動的に送られてくる新聞ですが、興味を惹く見出しがある時は当該記事を開いて目を通すようにしています。農業環境研究所がミツバチなどによる経済効果を4,700億円と推定したとのことです。どういう計算をしたのかはわかりませんが、受粉が野生・飼養ハチ類に依存している農産物(果実,果菜類、果物的野菜類、豆類、その他)の生産額の総額を経済効果とみなしたのでしょうか。もしそうだとしたら、送粉以外の栽培要因(気象や土壌や水や品種改良や栽培技術など)が貢献している経済効果はどう評価しているのか、ちょっと気になりました。
東京農業大学総合研究所研究会の第101回農薬部会セミナーの講師を2名の先生に3月4日(金)か11日(金)のどちらかでという日程で依頼しましたが、今日その中の1名の名古屋大学医学部の上山 純先生から3月11日は先約があるので不可だが、4日なら可能との回答が届きました。もう1名の先生からはまだ返事をいただいていませんが、日程は4日(金)ということで固定して再度打診してみようと思っています。
昼休みは大学の道場で空手着に着替えて空手の稽古を1時間ほどしました。気温が低くて手がかじかんでいるので、巻き藁を正拳で突いたり手刀や裏拳で打つ時は怪我をしないように慎重にしました。
その後、男子更衣室とシャワー室は相変わらず汚れたままでしたので、更衣室のモップ掛けとシャワー室のデッキブラシ掛けをしました。ちょうど更衣室に入ってきた男子学生(少林寺拳法をやっているとのこと)が、それを見て自主的に手伝ってくれました。多くの学生は、問題を積極的に見つけて(認識して)自分から先に立ってやろう(解決しよう)とはしませんが、人がやると自分もやるという学生はいるようです。
テレビも新聞もこのところ元野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤所持の現行犯で逮捕されたというニュースで大騒ぎしています。覚せい剤というだけで物質名を言わないのでネットで検索してみたら、http://www.dapc.or.jp/data/kaku/2.htm アンフェタミンamphetamine のグループ、デキストロ・アンフェタミンのグループ、メタンフェタミンのグループがあって、まだ分析・特定されていないので一般的な覚せい剤と呼んでいるのでしょう。
作用機序については、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3 モノアミン神経系の伝達物質のノルアドレナリンとドーパミンの放出促進と再取り込み阻害で中枢神経に作用して人をハイの気分にするようです。逆の作用をするのが、バルビツール酸系催眠鎮静剤とのこと。アンフェタミンは、米国、イギリス、オーストラリア、カナダなどではADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder 注意欠陥多動性障害)の治療薬として用いられるとのこと。ずい分昔(私が子供の頃)、日本でヒロポンという製剤名の覚せい剤が流行って社会的に大きな問題だったことがありますが、http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-406.html 有効成分はアンフェタミンと構造が類似のメタンフェタミンだったようです。
これらは適切に使えば医薬品としての効果がありますが、乱用すれば依存症になり、各種の生理学的障害を起すだけでなく、心理的・精神的に悪影響を及ぼして人間を駄目にしてしまうようです。
清原和博容疑者は覚せい剤使用の容疑でも告訴されるでしょうが、裁判決着後、今後長期間にわたる根本的な治療を受けて、覚せい剤依存症から抜け出せるかどうか、家族や社会に貢献できる生き方を取り戻せるかどうか・・、多くの人が注目していくことでしょう。
スマホに時々ショートメールが届いているようですが、まだ使い方に慣れていないので返信はできません。私に用事のある方は、しばらくの間、できるだけパソコンのメールアドレス宛に送っていただければと思います。