2016年3月29日火曜日

千葉大学空手部の同期の仲間5人が柏駅で午後3時に待ち合わせ、2台の車に分乗して布施弁天東海寺と隣りのあけぼの山公園に行きました。私以外は工学部の出身ですが、一人は心臓からでている血管の一部が細くなっているらしく、杖を使ってヨロヨロ歩いていました。もう一人は脊柱管狭窄症で、ほとんど歩けず、もう一人もどこか具合が悪いとのことでした。大学を卒業してちょうど50年経った私たちの年齢になると、体のあちこちにガタがくるようです。
皆それなりに病気を治療したり健康管理をしているようでしたが、どうも私が一番健康と体力を維持しているようでした。

この辺りは私が現職だった時によく調査で車で通ったところで、布施弁天の看板が立っているのはいつも見ていましたが、実際に訪ねるのは初めてでした。案内板を読むと日本の3大弁財天の一つとのことでずい分由緒のあるお寺のようですが、本堂も三重塔も見事ではありますが、私にとっては鐘楼の建築様式が一番珍しく思えました。通常、お寺の鐘は4本の柱で支えられた屋根の下にありますが、ここの鐘は屋根の下の円形の建物の中に納められ、それはその下の8角形の石の土台で支えられていました。本堂は享保2年(1717年)、鐘楼は文化15年(1818年)に建立されたとのことです。そんな300年や200年も昔によくこんな精密なかつ芸術的な建物ができたものだと感心してしまいます。

しばらく散策してから柏の駅前の居酒屋に移り、一杯飲みながらお互いの近況を報告し合いました。そのうちにカラオケが始まりましたので、カラオケの苦手な私は退席して家に帰りました。
今回の同期会は柏在住のK君が企画してくれましたが、次回は牛久在住のI君が牛久大仏の見学も兼ねて7~8月頃に牛久で集まるように企画してくれるとのことでした。私は今年は7月にはノースカロライナ州に出かける予定ですので、うまく日程が重ならなければいいのですが。