2016年4月21日木曜日

東京農業大学総合研究所研究会農薬部会の2015年度総会の案内が事務局から会員宛に発送されました。今年の特別講演は、「地球はもう温暖化していない-科学と政治の大転換へ」(平凡社新書、2015年発行)の著書のある深井 有先生が「社会の常識の再検証-地球温暖化を例に」という演題でお話される予定です。先生は地球物理学を専攻された理学博士ですから、農薬と直接の関係はありませんが、社会で常識とされていることを一つ一つ科学的に検証して否定をするという姿勢から学ぶことは多々ありますので大変楽しみです。研究会は会員限定のクローズドの会ですが、今まで席に余裕があれば非会員でも参加費3,000円を払ってもらって聴講を認めてきました。
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           東京農業大学 総合研究所
                  研究会農薬部会長 本山直樹

部会総会ご出席のお願い

拝啓 新緑の候 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、下記により総会を開催し、平成27年度のご報告と今年度の計画についてご審議を賜りたく、是非ご出席下さい。
なお、「特別講演」として下記のような企画を予定しておりますので、ご出席頂けますよう、併せてお願いいたします。

まことに勝手ながら準備の都合もございますので、5月20日までにご出欠をお知らせ頂ければ幸いです。また講演終了後、ささやかな懇親会を開きますので、お忙しいとは存じますが、ぜひご参加下さい。

                             敬具

            記

日 時:平成27年5月27日(金)15:00〜17:00
場 所:東京農業大学校友会 グリーンアカデミーホール3F

幹事会:13:30〜15:00
1階レストランにて 12時より昼食をご用意致しております。

総 会:15:00〜15:30
 議事:(1)平成27年度事業報告
       (2)平成27度決算報告
     (3)会計監査報告
              (4)平成28年度事業計画
              (5)平成28年度予算(案)
              (6)その他

特別講演:15:30〜17:00
  『社会の常識の再検証−地球温暖化を例に』
    中央大学理工学部名誉教授 深井 有氏

連絡先:〒156−8502
世田谷区桜丘1−1−1 生物応用化学科内
研究会農薬部会 事務局
E-mail nouyaku@nodai.ac.jp
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昼休みは水元公園に行ってゆっくり2時間近くウォーキングしてきました。園芸学部構内の百周年記念館戸定ケ丘ホール前の大銀杏(いちょう)の新緑は鮮やかになってきましたし、藤の花も満開です。江戸川ではちょうど漁師2人が、仕掛けから捕獲してきた鮎(あゆ)を生簀(いけす)に移す作業をしていました。近づいて話しかけたら、昔は10人ぐらいいた漁師が今は自分たち2人だけになってしまったと言っていました。
水元公園の不動池に寄ってみたら、カワセミの写真を狙うカメラマンは珍しく一人もいませんでしたが、運よくチュウサギが1羽飛んできて池の中の小枝に留まりました。

今日もタンポポが気になって、何回かしゃがみ込んで総苞(そうほう)がどうなっているか調べてみました。やはりセイヨウタンポポの方がほとんどでしたが、ニホンタンポポと思われるものもありました。総苞の形に若干中間型みたいに思われるものがありましたし、交雑もするとのことですので、厳密には遺伝子(DNA)を調べてみる必要があるのかもしれません。ニホンタンポポ(在来種)にも地方によって多様化が起こっていて、多様な名前で呼ばれているようです。恐らく今の時代ですから、すでに塩基配列も全部解析されていて、どこにどういう変異があるかもわかっているのではと想像します。