2016年4月8日金曜日

先日の人間ドックで、肝臓の腫瘍マーカー(AFP=αFeto Protein)値が基準値の範囲より高いので精密検査を受けるようにと指示されましたので、今日は午前中病院に行って点滴で血管にヨード造影剤を入れてCT検査を受けてきました。結果は明日再度病院に行って、説明を受けることになっています。

午後からは、千葉大学本部(西千葉キャンパス)のけやき会館で開催された千葉大学国際教養学部開設記念シンポジウム「グローバル千葉大学の新生」に名誉教授として招待されましたので、聴講してきました。
正門を入って先ず目に入ったのは、宗教を隠した勧誘に対する注意の立看板でした。昔、創価学会や原理協会やオーム真理教の学内での信者獲得活動が活発だった時にはこういうことが問題になりましたが、昨今はどんな宗教が活動しているのでしょうか。
けやき会館大ホールで開催された、シンポジウムは14:30-17:30の3時間でしたが、招待講演、基調講演、パネルディスカッションがメインイベントでしたが、あっという間に時間が過ぎました。いずれの講演(パネルディスカッションも含めて)もさすが内容的に素晴らしいものばかりでしたが、私は米国オハイオ州シンシナティ大学から招待されたSanta J. Ono学長の講演に特に感銘を受けました。小野 哲(あきら)元千葉県知事の孫にあたる方だそうです。ネットで調べると、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%93%B2 小野 哲(1900年~1978年)は、1946年1月~1947年3月まで千葉県知事を務め、その後は衆議院議員をやった人のようです。その息子の一人がカナダ、アメリカに移住し、そこで生まれたので孫に当たるのだそうです。Ono学長ご自身は眼科が専門分野のようですが、今回千葉大学に新設された国際教養学部のメリットを、古代ギリシャの哲学者Plato(プラトー)のPhylosopher King http://global.britannica.com/topic/philosopher-king の教えを引用しながら、Liberal Arts Education とTechnology/Science Majorの融合によって視野の広い国際的な人材を育成することにあると説きました。
今年は90人の新入生が入学したそうですが、私が今高校生だったら入学してみたいなと思いました。