2016年4月17日日曜日

姉たちの泊まっているホテルのチェックアウトの時間は12時とのことでしたが、11時に迎えに行く約束で松戸の自宅を少し早めに車で出発しました。今日は日曜だったせいか途中の道路の渋滞がなく、ホテルには10:30に着きましたので、ホテル内を30分ぐらいウロウロして見学しました。このホテルは品川駅の近くで都会の真ん中に位置しているにもかかわらず、中庭が広く取ってあって、岩から滝のように水が流れて池のようになっていたり、竹林や植栽してある木々の新緑も鮮やかでした。

約束の11時に部屋に電話をしてロビーにいるからと伝えたら、すぐ降りてくると言いながら実際は30分くらいかかりました。やはり私の姉はブラジル時間です。
スーツケースを全部私の車に積み込んで、松戸に向かいました。一泊いくら払ったかと姉の長男に訊いたら、広い部屋でベッドが2つあるという条件で、一泊$350(3万5千円)ぐらいと言っていました。ずいぶん高い部屋だなと思いましたが、経済的にゆとりのある長男は歳を取った自分の母親に贅沢をさせるプレゼントのつもりのようでした。もしかしたら、これもブラジル的な考えなのかもしれません。
妻は私からうつった急性気管支炎がまだ治っていなくて料理ができないと言われていたので、途中で回転ずし店に寄って昼食を済ませてから自宅に戻りました。私が亡くなった母から引き継いだ古い写真のアルバムや資料などを見せたら、姉や兄の赤ん坊の時からの写真があるので驚いていました。私が写真をスキャンして、メールに添付してブラジルに送ってあげることにしました。長男が向こうでプリントして、亡くなった兄の奥さんに届けると言ってくれました。

交通渋滞や事故のことも考えて早めに松戸を出発して成田空港に向かい、16:30頃着きました。21:20発の飛行機なので18:20にならないと荷物のチェックインができないということでしたので、空港内のレストランでコーヒーを飲みながら1時間ぐらい時間待ちをしていろいろ話をしました。2年前に80才で亡くなった兄の遺言で、分骨して日本のお墓に入れてほしいということでしたので、土葬して5年ぐらい(あと3年ぐらい)して骨になった段階でお墓を掘り起こして骨を採取して、日本に持ってきたいと話しました。私がその時点でブラジルまで行くことが健康的にも経済的にも無理な場合は、姉の長男が自分がやると言ってくれました。
4月3日(日)に来日して、ちょうど2週間滞在しましたが、やっぱり自分の家がいい筈なので姉もブラジルに帰国したらホッとすることでしょう。東京在住の長姉も、今回来日した次姉も高齢化してきましたので、弟の私を含めてこうして3人がそろうのは今回が最後になるかもしれません。