2016年4月14日木曜日

公益社団法人日本木材保存協会(JWPA:Japan Wood Protection Association)http://www.mokuzaihozon.org/about/index/ の事業には、①木材保存剤などの認定と、②木材保存士 http://www.mokuzaihozon.org/info/hozon_shi/ の認定が含まれています。前者①は、公益財団法人日本住宅・木材技術センター(HOWTEC:Japan Housing and Wood Technology Center)http://www.howtec.or.jp/ の木材保存剤審査業務との連携で行われていて、私はその中の安全性評価部会の委員(今期からは委員長)をしています。実際の審査は木材保存剤等性能審査規定http://www.howtec.or.jp/test/test4/hozonzaikitei.pdf に基づいて行われています。
複数の組織が関与しているので、それぞれの果たしている役割がちょっとわかり難いのですが、薬剤認定の審査システム http://www.mokuzaihozon.org/info/yakuzai_system/ にその流れが記載されています。
後者②は、主として建築用木材の防腐・防蟻施工者を対象に日本木材保存協会が実施する講習会を受講して、試験に合格した者に認定される資格です。

今日、関係者から電話があり、今年の木材保存士の資格認定のための講習会が12月に東京地区と関西地区(京都又は大阪)で計2回開催予定で、私に講師の一人として木材保存剤の安全性について講義を担当してもらえないかという打診でした。木材保存剤として用いられる有効成分は農薬と共通のものがほとんどですが、そうではないものもあります。木材保存剤は、工場施工の場合と現場施工の両方があり、施工された建物には人が居住していますので、農薬の施用場面とは大きな違いがあります。安全性もそれらの違いを考慮して慎重な審査が行われています。
木材保存士が安全性について理解することは重要ですので、講習会での講師を承諾しました。ただ12月頃には他の予定も入ってきて日程が重なる可能性がありますので、できるだけ早く日程を決めて下さいとお願いしておきました。

ブラジルから訪日中の姉とその長男は、明日15日(金)車で房総半島をドライブしてはどうかという私の提案にOKとのメールの返信が届きましたので、明朝10時に宿泊している港区のグランドプリンスホテル新高輪に迎えに行くことにしました。カーナビの予測では、松戸からホテルまでは1時間弱の距離です。道場で1時間空手の稽古をしてから、いつものガソリンスタンドに行って満タン給油してきました。体調が悪いと感じてからちょうど2週間経ち、昨夜は咳もでなくなって、すっかり元気になった感じです。明日は天気もよさそうですので、房総半島の新緑や、田植えの準備をしている水田や、山村や、太平洋の雄大な海と空など、千葉県の田舎の景色を堪能してもらえればと思っています。