2016年5月28日土曜日

「市橋達也君の更生を支援する会」の幹事お二人からお手紙と支援金を保管している口座の通帳のコピーが届きました。
「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」は裁判が結審したことでその役割が終わって、多くの支援者から寄せられた支援金の残金1,274,852円を新たに立ち上げた「市橋達也君の更生を支援する会」の口座に送金したのは平成25年6月3日ですから、3年経過しました。幹事お二人はこの時期に5,000円×2名=10,.000円ずつ振り込んで、通帳のコピーを私に郵送して下さっています。少額の利子も追加されていますので、支援金の現在高は1,305,696円に増えています。
無期懲役ですから何年間服役して罪を償えば仮釈放の対象になるかわかりませんが(通常は約30年と聞きました)、市橋君が社会復帰する時に支援金の残金を渡して少しでも助けになるように、保管して下さっています。東京在住のもう一人の幹事にも多分同じコピーが届いているのではと想像しますが、1年に1回毎年この時期に忘れずに私に支援金の口座の報告をして下さり、ありがたい限りです。添えられていたお手紙には、「・・さわやかな季節となりましたが、心の中はいつも市橋君の事を案じているので、切ない気持ちで辛くなってしまいます。・・」と記されていました。

先月散髪に行ってから約1ケ月経ちましたし、明後日は1日入院して大腸の20mmに育ったポリープを内視鏡手術で切除する予定ですので、その前にと思っていつもの理容室に行ってきました。もう顔なじみになりましたので、散髪をしてもらいながらお互いに思いついた話題について世間話をしたりします。奥さんの実家ではご両親とも高齢で、寝たきりになったお父さんをお母さん(82才)が介護していて大変だという話は聞いていました。そのお母さんが大腸がんで入院して手術をして、リハビリ中に転倒して大腿骨折か骨盤骨折かして、今度は人工関節を入れる手術をすることになったけど、もうお父さんの介護はできないのでお父さんは施設に入ったとのこと。日本の社会の共通の問題でしょうが、老老介護というのは当事者にとっては大変な問題なのでしょう。
お母さんはある生命保険会社のがん保険に入っていたので、保険金が下りるとばかり思っていたら、保険会社は誰か(仲介者?)を病院によこして、のらりくらり調査が必要だと言いながら手術にかかった医療費をどうも払ってくれないようなので、自分たちにもそんな蓄えはないしどうしたらいいかわからず困っているとのことでした。何年か前に、大手の生命保険会社がのきなみ保険金不払いの不正行為をしていることが露見して大問題になったことを思い出しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E9%99%BA%E9%87%91%E4%B8%8D%E6%89%95%E3%81%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2007pdf/20071026039.pdf#search='%E7%94%9F%E5%91%BD%E4%BF%9D%E9%99%BA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E4%BF%9D%E9%99%BA%E9%87%91%E4%B8%8D%E6%89%95%E3%81%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6'

老夫婦と離れたところにいる娘だけでは、なるべく払いたくない老獪(ろうかい)な保険会社には到底太刀打ちできない筈ですので、保険証書のコピーをとって送ってもらって下さいと提案しました。私の友人の弁護士や、妻の親友で長年生命保険会社に勤務していた人がいますので、その人たちに保険証書を見せて、がん保険と言いながら本当に今回の手術は支払いの対象にならない契約になっているかどうかチェックしてもらおうと思っています。