2016年5月29日日曜日

「グリーン・エイジ」6月号は、「最近のマツ枯れ対策を考える」というテーマの特集を企画していて、私も原稿を依頼されていましたが、やっとできました。松くい虫問題についていつも一緒に研究をしている仲間2名に原稿を送って目を通すように依頼しましたが、延ばしてもらった締め切り日が5月25日ですでに過ぎていますので、とりあえず明日の朝には提出しなければなりません。訂正・加筆するべきところがあれば、原稿を差し替えるか、初校の時に訂正しようと思っています。
タイトルは20字以内で簡略にという指示でしたので、一応「マツノマダラカミキリが関与しない線虫感染経路」として、三保の松原で観察された根系癒合によるマツノザイセンチュウの隣接木への侵入・感染の可能性と、甚兵衛の森で観察されたとクロカミキリが関与した感染拡大について紹介しました。図表を加えると、割り当てられた紙数を超えてしまいますので、どこか削って短くすように求められるかもしれません。

運転免許証の更新をするために、流山市の運転免許センターに行きました。私も高齢者になりましたので、今までは5年間有効だったのがこれからは3年ごとに更新になり、あらかじめ高齢者講習会を受講してくることも必要になりました。2,500円を払って、簡単な視力の検査をして、免許証はすぐ発行されました。
センターの同じフロアに公益財団法人千葉県交通安全協会のコーナーがありました。 http://www.chiba-ankyo.or.jp/ 加入してほしいという勧誘がありましたので、立ち寄って4桁の暗証番号を2つ記入して、1,500円を払ってきました。交通事故を少しでも減らすための活動をやってくれているので、1,500円はそれを支援する寄付というつもりでした。県職員の天下り先の一つかもしれませんが、それでもいいと思いました。
個人的な損得だけで考えれば、何のメリットもない筈ですが、ネットには同じような疑問を抱いて悩む人もいるようです。http://q.hatena.ne.jp/1299021692

運転免許センターの前に小高い森がありましたので、車は駐車場に置いたまま寄ってみたら、前ケ崎城址公園でした。看板には16世紀中葉から1590年(天正18年)頃まで、高城氏の支城だったと説明されていました。階段を歩いて登ると、広場があって新緑の木々に囲まれていました。
ネットで調べると、http://tonotonozyou.web.fc2.com/1590.html  1590年(天正18年)というのは豊臣秀吉や徳川家康の時代で、小田原の北条氏が豊臣秀吉に滅ぼされた年のようですから、高城氏も北条氏側についていて滅ぼされたのかなと思います。新緑に囲まれた公園の高台から周りの景色を眺めながら当時の様子を想像すると、歴史のロマンを感じます。
流山市には小高い森があちこちにありましたので、いつか車を運転免許センターに置いて、徒歩でゆっくり訪ねてみたいと思いました。

明日は朝9時までに病院に入って大腸の大きな(20mm)ポリープを内視鏡で切除する手術を受け、一泊入院する予定です。何も問題がなければ、明後日に退院して帰宅できる筈です。