2016年5月11日水曜日

昨日も一昨日も道場で空手の稽古を1時間ずつしましたが、少しずつ体が動くようになってきた感じがしました。今日は昼休みに外に出て、コンテナ苗を育てるためにマツの種を播種したハウスに寄って様子を見てから、江戸川堤防から水元公園Cブロックに行って2時間ウォーキング/ジョギングをしてきました。

アメリカからは3種類のテーダマツともう1種類のマツの種子をもらってきましたが、その中の1種類だけが発芽し、今日は400本の中から約50本が発芽していました。マツの種子はちょっと膨らんだ種の部分と風で遠くに飛ぶための羽の部分からなっていますが、種の部分から上向きに数本の緑色の部分が伸びて、羽の部分が切り離されているようです。先に種の部分から下向きの根がでているのかどうかはわかりません。今度培土をほじくって確かめてみようと思います。

今日は体が軽く調子がよかったので、葛飾橋を渡る前に、堤防から河川敷に降りるスロープ(長さ100mくらい?)を2往復走って上り下りしてみましたが、以前のようには息は切れませんでした。この分だと10往復ぐらいしても大丈夫だなと感じました。
河川敷の叢(くさむら)に紫色のかたまった部分があったので、ムサキツメクサ(アカツメクサ)かと思いましたが、近づいてよく見たら房状に小さな紫色の花がつらなった別の花でした。雑草なのか、園芸植物が野生化して自生しているのかは私にはわかりません。

葛飾橋の鉄橋のつなぎ目に空いている穴には5月1日頃からムクドリが出入りして巣作りをしていましたが、このところ下を通ると餌を運んでくる親鳥にいっせいに餌をねだるヒナのチュルチュルチュルチュル(私にはそう聞こえました)という鳴き声がし始めていましたので、孵化したのだなと思っていました。先日見上げたら1つの巣穴から悲しそうな目つきで下を眺めている親鳥がいるなと思ったら、今日はその下で落下したヒナが1羽死んでいました。せっかく卵を産んで、孵化して育てていたヒナが落ちても、救ってやれない親鳥の無念さを想像しました。巣穴から落ちることもあるのかと思ってよく見たら、別の場所にもう1羽ヒナが落ちて死んでいました。どんな生物でも、産まれた子どもの一部は途中で死んで、親になるまで無事に育って次の世代の子供を産めるのは一部だけというのが生物界の厳しい仕組みなのでしょう。
内的自然増加率というのは生物個体群の繁殖能力を示す指標ですが、ムクドリの場合、卵から孵化して間もないヒナが巣から落下して死亡する割合がどれぐらいあって、内的自然増加率にどれぐらい影響しているのかちょっと気になりました。

名古屋大学医学部の上山 純先生からネオニコチノイド剤を散布後に散布作業者の尿中排泄濃度を分析した予備試験結果の考察に関する返信メールが届きました。今回の共同研究プロジェクトは非常に重要な意味があるという認識は私と共通です。熟慮に熟慮を重ねてしっかりした研究計画を立てて、慎重に実施したいと思います。