千葉県北部林業事務所が設置した松林内の遊歩道の誇らしげな看板が、私には皮肉に見えました。こんな現状と異なり恥をさらすような看板は撤去して、自分たちの政策のミスで松林が消滅したことの反省と新たに植樹した苗木が育って50年後~100年後の子孫に再生した松林を残せるように住民の協力を要請するような内容の看板に変えるべきです。あるいは、過去にはこういう時代もあったという歴史的記録として、逆にこの看板は博物館にでも永久保存すべきかもしれませんが・・。
マツがないので追加データの収集はできませんでしたが、せっかくなので、海岸線に沿って設置してある防潮堤に上って砂浜とその向こうに広がる太平洋の景色を眺めて楽しんできました。
帰りは、昔学生時代に何回か行ったことのある東金市の八鶴湖(はっかくこ)に寄ってみました。あいにく八鶴湖は浚渫(しゅんせつ)するために水を抜いてありましたが、岸辺の鳳凰山(ほうおうざん)本漸寺(ほんぜんじ)には杉やモミやケヤキの大木があり、荘厳な雰囲気が感じられました。
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