2016年5月20日金曜日

締め切りを25日に延ばしてもらった「グリーン・エイジ」という雑誌の6月号に依頼されている原稿執筆に取り組み、だいぶ調子がでてきました。多分何とかなるでしょう。

一日中机の前に座っているだけでは体によくないので、夕方5時頃から江戸川堤防と水元公園Cブロックに1時間半ウォーキングに出かけてきました。
マツのコンテナ苗を育成している圃場のハウスに寄って異常がないかチェックをしてから園芸学構内を通過していたら、以前アルバイトで草取りをやってもらった顔なじみの大学院生とばったり出会いました。私が千葉大学で現職だった時に、私の研究室では農薬の生態影響について何年間も研究テーマとして取り組みましたが、その中のアプローチの一つとして、高齢化した農家から棚田状の谷津田を何年間か借りてビオトープを造成し、投入した数種農薬の各種生物に対する影響を長期間観察しました。大学院生にその時の研究について詳しく知りたいと言われましたので、何人分かの卒業論文、修士論文が貸し倉庫(自宅には30年間分の卒論・修論・博士論文を置く場所がないので)に保管してある筈だから今度探しておくからと伝えて、改めて電話をくれるように頼みました。

葛飾橋を渡る時は、相変わらずムクドリの親がヒナに餌を運んでいましたので、その後落下して死んだヒナがいないかどうか注意をして巣の下を探しながら歩きました。古い干からびた死体が6頭分あり、新しい死体は餌を一杯食べたのかお腹がパンパンに膨らんで羽も少し大きくなった1頭だけでした。ここまで成長して、巣から落下して死ぬとは・・、ムドリも卵から親になるまで生存して次の世代を残せるのは幸運な一部だけで生きるということは厳しいなあと思いました。
水元公園ではいつもの不動池にはアオサギが1羽だけいましたが、池の奥の林の中からはウグイスのホーホケキョという声がしきりに聞こえていました。広場ではハクセキレイが何かを咥えていました。
帰りに葛飾橋を渡る時は太陽が沈む時間になり、延伸工事中の東京外環高速道路の向こうに夕焼け空が見えました。

今日は「甚兵衛の森を守る会」の総会で、樹木医/造園業のボランティアのリーダー役の吉岡賢人君と石橋 亨氏の二人で1年間の調査報告をすることになっています。昨日、配布する資料としての活動報告と発表で使うパワーポイントスライドのコピーを私にも送ってくれました。参加予定者は、地元の区長、宗吾霊堂の世話人、ライオンズクラブの代表、などのようです。これだけ地道なしっかりした活動をしていますので、参加者に活動を高く評価され感謝される筈です。