2016年6月13日月曜日

雨と風で大荒れの天候だったこともあって、昼休みは道場で空手の稽古を1時間しました。以前よりは少しずつ体の切れがよくなり、技の決めもよくなってきたように感じましたが、まだまだです。

千葉大学空手部の同期の仲間で、木更津高専の電気科の教授を定年退職した小平眞次君から、興味深いテレビ番組の情報が届きました。
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/detail.cgi?p=p464
NHKの「ダーウィンが来た」で6月19日(日)19:30~20:00に放映予定の「東京湾 小さなカニの婚活大作戦」と題した番組で、チゴガニについて取り上げるようです。東京湾の浅瀬は埋め立てられて干潟はもうほとんど残っていないそうですが、小櫃川(おびつがわ)下流の盤州干潟は、「盤州干潟を守る会」の少数の会員が頑張ってクリーン作戦を行って、会員以外の支援者も含めて200人以上が参加して、今では湾内最大の干潟だそうです。

私が千葉大学の学生だった1962年頃は、教養部は稲毛にあり、稲毛海岸は遠浅で有名で潮干狩りの名所でした。大学から歩いてすぐ海岸に行けましたので、時々は貝拾いをして家に持って帰りました。小平君の家も姉ヶ崎海岸の近くで半農半漁で生計を立てていましたので、彼がモーター付きの小舟を遠浅の海にだしてくれて、モーターを砂に向かって回して砂を掻き上げて表面に出てきた貝(アサリだったかハマグリだったか)を拾いに行ったことを思い出します。
成田市の甚兵衛の森の樹齢約300年のマツもそうですが、地元の少数のボランティア(甚兵衛の森を守る会)の努力で貴重な自然が保全されています。

以前、公益社団法人木材保存協会 http://www.mokuzaihozon.org/ が主催する木材保存士の平成28年度資格更新講習会での講義を電話で打診されOKの返事をしましたが、この度日程と会場が正式決定したらしく、詳しい情報が送ってきました。12月2日(金)が東京の会場で、12月6日(火)が大阪の会場で開催されます。私には木材保存剤の安全性について講義をしてほしいという依頼です。

その他にも今日は、以前から面識のある特定非営利活動法人日本有機農業生産団体中央会 http://www.yu-ki.or.jp/ の事務局長から電話があり、7月6日(水)に講演を依頼されました。詳しい内容の説明とその他にも相談したいことがあるとのことで、来週の火曜日(21日)にお会いすることになりました。
私は農薬を否定しない立場で、危険・悪だから限りなく削減すべきものではなく、適正使用すれば作物保護にとって重要な生産資材という考えですが、反対の立場の有機農業を推進している団体から私の話を聞きたいと言われることは大変名誉で嬉しいことです。

三保の松原にもクロカミキリが発生しているかどうか視察に行くのは、明後日6月15日(水)に決まりました。樹木医の吉岡賢人君が成田から車で来てくれて、松戸を朝9時に出発します。現地に着いたら先ず清水区役所に寄ってその後の松枯れ本数の資料を入手し、夕方7時半頃からクロカミキリ成虫が地面から羽化・脱出してくるのを懐中電灯で照らして観察し、夜9時頃現地を発って帰宅する予定です。