2016年6月14日火曜日

昼休みにいつもの江戸川堤防から水元公園Bブロックに行って、2時間半ウォーキング/ジョギングをして運動してきました。
園芸学部構内の緑風会館から戸定ケホールに行く小道にはハシブトガラスが巣を造っているらしく、私を含めて何人もが後ろから頭上スレスレに飛んで威嚇されました。今日は、巣がどこにあるのだろうと思ってよく見たら、ヒノキの木の高いところにありました。周りの広葉樹の葉で隠されて見えにくいところに小枝を集めて造ってありましたが、ヒナの姿は見えませんでした。

江戸川堤防の斜面にはクワの木が1本生えていて、毎年クモの巣のようなアメリカシロヒトリの幼虫の巣ができます。今年も比較的若齢で分散する前の幼虫がいました。
葛飾橋の下の辺りでケンケーンというキジの鳴き声がしたので覗いて見たら、雄が1羽いました。キジも葦原の中に巣を造って子育てしているのかもしれません。

水元公園Bブロックの小さな堀(昔は流れがあった小川だったかも?)があり、ハスの葉が大きく育ってきました。まだ花が咲きそろう時期ではありませんが、早咲きの蕾(つぼみ)と花が数本ありました。ここは元々東京都の水産試験場(淡水)があったところで、金魚展示場につながる小さな橋には、稚鯉橋という名前と昭和34年(1959年)竣工と書いてありました。初めから今のようなコンクリート造りだったのか、木造の橋を後年コンクリート製に造り直したのかはわかりませんが・・。
小合溜には、葉に切れ目があるスイレンも早咲きの花が水面スレスレで咲きかかっていました。
アサザは絶滅危惧種で自生しているのは水元公園だけとのことですが、黄色い綺麗な花が咲いていました。
掘の中のハスの葉の上で甲羅干しをしているミシシッピアカミミガメの赤ちゃんがいました。侵入生物とはいえ、すでに定着して繁殖しているのでしょう。

ヤマモモもちょうど赤い実がたくさんなっていておいしそうでしたが、つまんで食べるのは止めておきました。確か食べられる筈と記憶していますが、最近ニラと間違えて水仙の球根を食べたり、ヤマゴボウと間違えてヨウシュヤマゴボウを食べて、食中毒になった事例が報道されていましたので用心しました。

明日は朝9時に松戸を出発して、樹木医の吉岡賢人君の車で三保の松原の調査に行く予定です。クロカミキリが羽化・脱出してくる夕方遅くなってからの調査ですから、帰宅するのは夜遅くなる筈です。