コースは、東京都金町の柴又から江戸川沿いに流山、埼玉県の松伏町、千葉県の関宿で利根川と合流して、茨城県の五霞町までの往復をし、朝の6時から夜の9時まで15時間以内に走るということのようでした。
途中で表彰式が行われたので、一体全体どんなタイムで走っているのだろうと思ったら、100km 男子の部では2位と3位が確か5時間9分とか10分で、1位は4時間50何分とアナウンスしていました。100km を5時間(=300時間)で走ったとすれば、1km で3分ですから、私の聞き間違いかもしれません。いくらなんでも早過ぎます。
参加者数は約1,800人とのことでしたが、堤防の上にしても下にしても道幅は狭いのでどうやってスタートするのだろうと思ったら、60kmの部と100kmの部と距離別にA、B、Cとグループに分けて10分間隔で時差スタートしたとのことでした。一般参加と実業団とさらに分けたのかもしれません。
こんな近くで開催されているレースですから、私も20年若くて50才代だったらチャレンジしてみたかったなあと思いました。5時間+5時間+2時間=12時間ぐらいで走れたかもと想像しました。
天気予報では雨のち曇りでしたが、私が着いた頃は晴天で、江戸川で水上スキーをしている人もいました。堤防の斜面の草むらには黒光りして威厳のあるハシボソガラスがいました。
帰りに園芸学部構内を通ったら、昆虫のフェロモントラップに可哀想に野鳥(羽が濃緑色)が間違って捕捉されていました。トラップに捕捉された昆虫を食べようとして中に入ったのか、屋根がついているので巣のように思って入ったのかはわかりませんが、粘着シートに羽や足を捕捉されて動けなくなったようです。