2016年6月22日水曜日

木材保存剤等性能審査委員会が東京都江東区にある(公財)日本住宅・木材技術センターでありましたので、出席してきました。私は安全性部会の主査ですので、性能審査委員会の方にも出席して安全性審査の結果を報告することが求められています。
現在の性能審査委員会の委員は私を除いて4名で、1名だけは以前からの顔なじみでしたが、残りの3名は入れ替わっていました。いろいろ細かい指摘や議論がありましたが、安全性部会で承認した4剤についてはいずれも性能審査委員会でも承認されました。

第3者の専門家としての当委員会の責任の所在を明らかにするために、ホームページを立ち上げて、審査した木材保存剤のリストと結果を公表したらどうかという提案がされ、委員の賛同が得られました。審査依頼者の(公財)木材保存協会と日本しろあり対策協会との協議が必要ですので、少し時間がかかるでしょうが、できるだけ透明性を高めていきたいと思います。
昨日と一昨日と2日続けて朝2時に目覚ましで起きて、甚兵衛の森に調査に行きましたので、今日はちょっと疲れが出て会議の最中にボーッと(居眠り)する時間がありました。

Crop Life Asia (アジア農薬工業会)のDr. Vassant Patil からメールがあり、再度アセアン3ケ国のタイ(バンコック)、インドネシア(ジャカルタ)、ベトナム(ハノイ)を訪問して各地のメディアと一部の上級官僚を対象に作物保護のテクノロジーについて講演をしてほしいという依頼でした。時期的には、8月1日~5日の週(第1希望)か8月8日~12日の週(第2希望)でどうかとのことです。私は7月16日~8月1日はアメリカのノースカロライナ州に行くことがすでに決まっていますので、8月1日だけは都合が悪いと返信をしました。8月は26日(金)は静岡県で開催予定の農薬シンポジウムに出席して講演することがすでに決まっています。
こちらの時間で来週の月曜(27日)か火曜(28日)にシンガポールから電話で相談したいと言ってきましたので、電話を受けるのにこちらの都合のよい時間帯を知らせてあげました。シンガポールと日本の間には時差がありますので、電話をかける方と受ける方のタイミングを合わせなければなりません。