2016年6月25日土曜日

考えてみれば、先日依頼された「世界救世教いずのめ東京」(高田馬場)
https://www.google.co.jp/maps/place/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%95%91%E4%B8%96%E6%95%99%E3%81%84%E3%81%A5%E3%81%AE%E3%82%81%E6%95%99%E5%9B%A3%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%95%99%E5%8C%BA%E7%B7%8F%E5%8B%99%E9%83%A8/@35.7110861,139.7041065,17z/data=!4m5!3m4!1s0x60188d3a4cef8277:0x7020546a5bdc6d96!8m2!3d35.7100494!4d139.7038597?hl=ja
で開催予定の有機JAS認証検査員研修会での講演は7月6日(水)ですぐですから、今日は一日中机に向かってその準備をしました。「農薬とは何?」という演題で時間は1時間半~2時間使ってよいと言われていますので、話したいいろいろな話題を含めることができました。検査員が有機農業の申請をする生産者が使用する農薬代替防除資材が適切かどうかをどうやって判断するかに役立つように、私たちが長年取り組んできた疑義資材(偽装農薬)をどうやって見破るかについても十分の時間を割くつもりです。
主催者が有機JAS認証機関の協議会ですから、有機農業自体の批判は控えめにしなければならないところがちょっと苦しいところです。

その後、7月15日(金)に滋賀県の栗東(りっとう)市で開催予定の「食の安心・安全シンポジウムin しが」 https://www.facebook.com/events/1590274827949999/ で依頼されている基調講演の準備を始めました。「農薬とは何?」という同じ演題ですが、その後にパネルディスカッションが控えていますので、与えられた講演時間は1時間です。http://takaokaya.sakura.ne.jp/symposium-omote.pdf 
こちらは農業関係者と一般市民が主対象ですが、対象者の幅が広いにもかかわらず時間が短い分だけ話題を絞らざるを得ず、何が最も伝えたいメッセージかを考えながら苦戦しています。配布資料は遅くても今月末までにと言われていますので、明日中に仕上げるつもりです。

昨日、来日中の13才の孫のAiden 叡伝君と一緒に手賀沼フィッシングセンターで釣ってきた6尾のニジマスを妻が夕飯のおかずに焼き魚にして、焼きナス、オクラ、煮物、みそ汁と一緒に出してくれました。ハーフの孫たちはアメリカ育ちですが全員日本食が好きで、小骨を上手に選(よ)り分けながら塩焼きのニジマスをうまいうまいと言って食べました。
現在の我が家は老夫婦と娘と孫3人ですから6人だけでも食卓が狭くて大変です。昨年80才で亡くなったブラジルの兄はポルトガル人の奥さんと子供が12人と父が一緒にいた時期がありましたので、家族15人でどうやって食事をしたのだろうかと想像してしまいました。昔ブラジルの兄の家を訪ねた母から、テーブルの下は土間で犬とニワトリが控えていて、テーブルから落ちてきた食べ物は動物がすぐ食べて片付けていたと聞きました。

昭和20年(1945年)に戦争が終わって朝鮮から引き揚げてきた私の家族は、全くのゼロからのスタートで大変でした。その延長で、父と兄と一人の姉はブラジルに移住しました。今の日本と日本人は、戦争もなく、最高に幸せです。またぞろ政治家の扇動や甘言に踊らされて、国が個人に優先するような戦前の社会に逆戻りするようなことだけは避けたいものです。

ノースカロライナ州の空手の弟子/親しい友人のMargie さんからメールが届き、私が到着するRaleigh 市に到着する7月16日(土)が近づいてきたけど、レンタカーの予約をしておこうかと問い合わせてきました。いつものようにコンパクトカーかサブコンパクトカーを予約するように依頼しました。滋賀県でのシンポジウムは前日の14日(木)に現地入りして事前打ち合わせをして、当日15日(金)はシンポジウム終了後すぐ東京に戻って、翌日16日(土)は成田空港からアメリカに向けて出発する予定です。時差の関係で、同じ日にノースカロライナ州のRaleigh/Durham 空港に到着します。
今回は、恩師の故Dr. Dauterman の急死した長男Walter Jr 君のCelebration of Life(偲ぶ会)に出席するのが主目的で2週間という短い滞在期間ですが、Over-the-hill gang(下り坂の男たちと自称する昔からの空手の仲間たち)に会えるのは楽しみです。