2016年6月3日金曜日

「グリーン・エイジ」6月号の原稿のゲラ刷りには最後のページにスペースが空いていましたので、引用文献の論文のタイトルを復活し、新たに写真を3枚追加し、それに伴って必要な本分中の若干の訂正をして返送しました。早速、上手にレイアウトをして新たなゲラ刷りが送ってきました。校正をして返送しましたので、これでこの仕事は終わりの筈です。

昨年の千葉大学園芸学部の公開講座の私の講義で使ったパワーポイントスライドを見直してみました。90分の講義なのに、よくばって94枚のスライドを使っていますので、少し駆け足になった筈です。今年はスライドを減らして、もっとゆっくり話ができればと思います。一方で、昨年11月にハノイ、バンコック、ジャカルタを訪問し、今年2月に再度バンコックを訪問して農薬のワークショップで講演した時に経験したアセアン諸国の農薬問題など、新しい情報も追加したいですし、そうするとどこかを大幅に削って、内容を絞らなければなりません。まだ少し時間がありますので、よく考えて準備をしようと思います。

今週の月曜5月30日に大腸のポリープを内視鏡で切除する手術を受けて、まだ4日目ですから激しい運動はしないように注意されていますが、道場で空手着に着替えて1時間空手の稽古をしました。あまりお腹(大腸)に力が入らないように、特に腹筋を使う蹴りの稽古は用心をして軽めのメニューでやりました。

運動後、ハウスに寄ってマツの発芽状態をチェックしてきました。4種類とも全部発芽しましたが、発芽速度には大きな違いがあります。白ラベル、緑色ラベル、灰色ラベルのマツは針葉が8本ずつなのに対して、黄色ラベルのマツは4本でした。白ラベルだけは地面からいきなり針葉が出ているのに対して、残りの3種類は茎が先に出て、その上端から針葉がでています。白ラベルと緑ラベルのマツは生長が早く、針葉の根元からさらに多くの針葉が出てきました。これからそれぞれどういう風に生長していくのか、観察するのが楽しみです。