2016年7月10日日曜日

娘と孫たちは、東京在住の息子と新宿で待ち合わせて映画(アリス・イン・ワンダーランド)を観る約束で、出かけました。妻と私は昼過ぎに参議院議員選挙の投票に出かけました。

午後4時ごろ少し涼しくなってから、私はいつものように園芸学部構内を通って、江戸川から水元公園Cブロックに出かけて、約2時間半ウォーキングをして運動をしてきました。
スダジイの大木の上の方にハシブトガラスの巣がありましたが、ズームでアップにしてみたら、針金のえもんかけがたくさん使ってありました。
サンゴジュはサンゴジュハムシの激害で葉がほとんど落ちて、枯死寸前のように見える木が何本もありました。果たして来年再生して新葉が出てくるかどうか・・。
百周年記念で建てた戸定ケ丘ホールの前の大銀杏は濃い緑の葉が茂って、堂々としていました。管理棟前のイタリア式庭園も、張り替えた芝がしっかり活着して、緑色が鮮やかでした。
水泳プールだけは、折角の施設なのに誰も管理の責任をとる教員がいないので、もう何年も水が抜けたままでごみ溜めのようになったままです。誰かがリーダーシップをとって皆でちょっと努力をすれば、暑い夏に学生諸君(教職員も)が泳げる素晴らしいレクリエーション施設として使えるのですが・・。これでは宝の持ち腐れ状態です。千葉大学園芸学部教員の今年の年間研究費は教授、准教授、助教とも一人当たり10万円だそうですから、外部資金(研究費)の獲得活動に追われて、学生のためにプールの掃除や管理をしようという精神的ゆとりも時間的ゆとりもない教員が多いのでしょう。

江戸川の手前の坂川ではいつも橋を渡る時に下を流れる水面を眺めるようにしていますが、今日はクモが橋と堤防の間に上手に巣を張っているのが目につきました。水面の上をどうやって橋から堤防まで斜めにクモが糸を張ったのか不思議です。クモには立体的にものを見る目があって、橋の上を糸を吐出しながら歩いて堤防まで到達し、糸を固定したのでしょうか・・。時間があれば、クモが糸を張って巣を造る様子をじーっと眺めていたい気がしました。

江戸川を渡る葛飾橋の鉄橋のムクドリの巣穴は、今日も少なくとも2つには親鳥が餌を運んで出たり入ったりしていて、その度にヒナドリのエサをねだる鳴き声が聞こえました。可哀そうに巣穴の1つの下には、落下したヒナが1羽死んでいました。
堤防上の草むらにはチョウが1匹草から草に舞ったり、地面に降りたりしていました。

水元公園Cブロックのサッカー場は芝生の半分だけを残して、半分は芝を全部剥がして人口芝に張り替える工事をやっていましたが、今日近くを通ったらすでに張り終わっていました。
不動池にはアオサギが来ていましたが、カワセミも来ました。
エゴノキの実はたくさんなっていて、カリンの実はずいぶん大きくなったような気がしました。
河川敷の野球場では高校生ぐらいのクラブが練習をしていましたが、練習後全員で筋力トレーニングをやっていました。