2016年7月15日金曜日

農薬シンポジウムのパネルディスカッション出演者の顔合わせと進行打ち合わせは、会場の栗東芸術文化会館の楽屋控室で行われました。現地の担当者が参加予定の農業高校4校の生徒たちにあらかじめ農薬に対する質問や疑問の調査を実施し、それに基づいてパネルディスッカッションの進め方を企画してあったことは、今までにない試みでした。高校生たちは学校の授業の一環として各学校からバスで現地に集合していました。ここまで準備するには、多分各高校の校長先生への説明と教育委員会での了解が必要だった筈ですから、現地の担当者の努力はたいしたものだと思いました。
栗東芸術文化会館はりっぱな施設で、大ホールは収容定員800人、中ホールは400人、小ホールは100人があり、農薬シンポジウムは中ホールを会場として行われました。栗東市長が忙しい公務の間に来て挨拶だけして、次の場所に移動するためにすぐ退席しました。

私自身の基調講演はまた悪い癖で無駄な横道に時間を使い過ぎて、最後の方は時間不足になって駆け足になって、少しスライドを省略せざるを得なくなりました。自己採点では65~70点の出来栄えだったと思います。配布資料だけはきちんと準備したので、生徒たちはそれを見ることで何とかメッセージを伝えられたかなと思いますが、次回からは同じ失敗をしないようにしなければと反省しました。

シンポジウム閉会後、草津のホテルに移動して反省会・慰労会がありました。現地担当者がしっかり準備してくれたことへの賞賛と感謝を述べました。私は明日渡米の予定があるからということで、7時ちょっと過ぎに退席して松戸の自宅に戻ったのは夜の11時過ぎでした。