2016年7月30日土曜日

こちらに滞在する最後の日になりましたので、町の中の思い出のあるところをブラブラドライブしてみました。ノースカロライナ州立大学の学生寮の一つBragow Hallの駐車場に車を置いて、学内を少し歩いてみました。1969年7月に来て、最初入った学生寮のBragow Hallは今も昔と同じ建物がありました。Carmichael Gymと呼んでいた体育館は、新たな施設が増設されたり、プール棟が増設されていました。
Miller fieldはIntramural Fieldとも呼ばれた広大な芝生の広場で、レクリエーションで誰でもが使っていました。私が指導していた空手のグループもよくここで野外稽古をしたところです。
新しいStudent Union(学生会館)の中のカフェテリアには日本食の寿司店までできていました。鉄道線路で分けられたキャンパスをつなぐトンネルにはいつも大学公認の落書きがしてありましたが、今も隙間がないぐらい落書きがしてありました。

昔住んでいた(1978年に帰国するまで)我が家にも寄ってみました。庭の木々が大きくなって建物が隠れて見えないくらいになっていました。今は誰が住んでいるのかわかりませんが、ここから毎日大学の研究室に通って、まだ小さかった子供たちを育てたところですので、家の中の間取りなどを思い出しました。

午後3時頃Margieさんがモーテルに来てくれました。私が先日ホタテの貝柱が食べたいと言ったのでモーテルの台所で料理をしてくれるつもりだったようです。その前にWalmartに行ってお花を買って、ダウターマン先生の家族のお墓に追加することにしました。前回お参りした時は3本ずつで少しさびしい気がしていたからです。4人のお墓(先生、奥さん、長男、両親)に各2本ずつ追加して、手を合わせて、次男のJohn君はオレゴン州在住で遠くてこれなくても、私はノースカロライナに来る度にお参りに来るからと話しかけました。
MargieさんはFrank君の亡くなった奥さんJoAnnさんのお墓がどこにあるか知らないと言うので、私が案内することにしました。実際に墓地に行って見たら、大体この辺りだった筈と思って20~30分探してみましたが、結局見つけられませんでした。

その後比較的近くのFarmers Marketの中にあるシーフード食堂に寄って、ホタテの貝柱の料理を食べることにしました。ブロイル(蒸し焼き?)にしたホタテの貝柱と海老とハッシュパピー(トモロコシの粉で作っただんごを揚げたもの)とフライドポテトとコールスロー(サラダ)とレモネードを注文しました。食堂の中は混んでいて、行列で順番待ちをしていました。
私はどんな料理でもたいてい残さずに食べるようにしていますが、美味しいので全部平らげたら、お腹が一杯になりました。

モーテルに帰って、今回の滞在中に結局まだ一度も連絡が取れていない昔の空手の弟子/友人のDon Proffer君に電話をしてやっと話ができました。今はインディアナ州に引っ越して、お母さんと出戻りの妹の3人で暮らしていますが、ジムに通ってリハビリ(足首を痛めた)を兼ねて運動をしているとのことでした。
Margieさんは冷蔵庫に残っている食材を全部プラスチックバッグに分けて入れて、持って行ってくれました。明日の朝はモーテルを5時に出発の予定ですので、残しておいてももう食べる機会はありませんので。
私も今夜は早く寝て、明日の朝Margieさんが来るまでにスーツケースに荷物を全部詰めておかなければなりません。