2016年7月22日金曜日

今朝も朝食前にモーテルの近くのRegency Parkに行って、Symphony Lakeを1周してきました。木のてっぺんに留まった小鳥が透き通った声で鳴いているのでズームで写真を撮ってみたら、胸に橙色がありました。
電線に留まっている小鳥は胸に日本のヒヨドリに似たまだら模様がありましたが、ヒヨドリよりはずっと細身でした。

11時半に約束通りノースカロライナ州立大学のMichael Roe教授の研究室を訪ね、一緒に別の場所に研究室があるE. Hodgson教授のところに行きました。ランチの好みはアメリカンか中華か日本食かと訊かれましたが、何でも食べると答えたら、大学構内にあるゴルフ場のレストランに連れて行ってくれました。Hodgson教授は私より10才上ですから84才ですが、心臓ペースメーカーが埋め込んであり、歩行する時はバランスをとるために杖を使うようになっていました。週3回は心臓のリハビリクリニックに行って15分間自転車をこいで健康管理をしているそうです。
Roe教授は私より10年ぐらい下で64才ぐらいの筈ですが、相変わらず第一線の研究をしています。
笑ってしまったのは、今朝奥さんと口論をしてきたとのことでしたが、奥さんはToxicology Department(毒性学科)のセクレタリーをしているにもかかわらず、怪しげな若い男が売りに来た精油(日本の昔からのガマの油みたいなもの)を赤ん坊の足の甲に数滴垂らすと風邪をひかないだけでなく病気にかからなくなるという宣伝を信じて孫に実施しようとしたとのことです。Roe教授が精油の中には毒性の高いものもあるので止めなさいと言って口論になったのだそうです。Roe教授は殺虫剤の研究者であるにもかかわらず、奥さんは食材を買いに行く時もオーガニック(有機農産物)だけを選んで買うというのも、笑ってしまいました。

夕方はいつもより少し早めに6時半頃からLake Johnsonの下流側半分を1周ウォーキングしてきました。ボートハウスの前に植栽されている植物の中で、マルハナバチをはじめ多くの訪花昆虫が集まっている植物がありました。小さなカリフラワーみたいな蕾にいくつか花が咲いていました。よっぽど良い匂いを放出しているのだろうと想像しました。
湖の周りの森の中には、松の倒木にびっしり生えている菌類があったり、Oak Treeの切り株とその周りに発生している菌類があったり、興味が尽きません。Oak Treeは、葉の形状や幹の樹皮を見ると日本のカシではなくナラに似ていることに気が付きました。
森の中に水がチョロチョロ流れている小川がありますが、そこの大きな岩の上に生えている木があり、根が岩の割れ目に差し込まれていたり、地上部では岩の表面を這うように伸びていました。
ボートハウス横の駐車場に駐車している車のガラス窓に、ノースカロライナ州立大学のマスコットのWolf Pack(狼集団)のステッカーを貼っている車がありました。