ノースカロライナ州立大学のMichael Roe教授から、先日依頼しておいた蚊の忌避剤deetと殺虫剤fipronilには人の肝臓細胞を使った実験で内分泌かく乱活性の可能性があることをホルモン生合成を支配している遺伝子発現に影響を及ぼすことで示したという論文の電子版が送ってきました。これからじっくり読んでみようと思っています。
R.D. Mitchell III, A. Dhammi, A. Wallace, E. Hodgson and R.M. Roe (2016) Impact of environmental chemicals on the transcriptome of primary human hepatocytes: Potential for human effects.
J. Biochem. Molecular Toxicology p.1-21, DOI 10.1002 / jbt
Crop Life Asia(アジア農薬工業会)から連絡が入り、私の8月6日の羽田-バンコック、8月9日のバンコック-ジャカルタ、8月11日のジャカルタ-羽田の飛行機の予約が済んだことと、バンコックでの宿泊ホテルPullman Hotels and Resortsの予約が済んだとのことでした。日本到着は8月12日の朝になります。
http://www.pullmanhotels.com/gb/hotel-3616-pullman-bangkok-hotel-g/index.shtml
松戸では午前中と昼頃集中豪雨的な降雨がありましたが、午後4時頃には少し晴れ間も見えてきましたので大学の道場で短パンとTシャツに着替えて2時間近く運動に出かけました。
ちょうど体育館では週に1回掃除を担当している臨時雇用の清掃員のHさんが作業をしていて、2週間振りに顔を合わせました。顔なじみでよく雑談を交わす仲ですが、今日はトイレの前の共用の長い流しが詰まって排水ができなくて困っているとのことでした。ごみ受けのカバーを外しても中の太い排水パイプ自体が誰かが何か大きなものを無理やり流そうとしたらしく、詰まっていました。同じものが女子トイレの中のごみ箱にも捨ててあったとのことでしたので、バーベキューか何かをして残った生ごみ類を無理やり流しに捨てようとして詰まってしまった模様でした。
体育館の踊り場にはちゃんとごみの種類ごとに仕分けされた大きなゴミ箱が設置してあるにもかかわたず、配慮のない学生がバーベキューコンパの後の後片付けで生ごみをそのまま流しに捨ててしまったのでしょう。大学生にもなって情けないことです。
約2週間アメリカの景色を見慣れてきましたので、日本の景色を見るのは楽しみでした。卒業生が寄付してくれたゲストハウス(正式名は柏物産国際交流会館洗心倶楽部)の前の芝生とクスノキの大木群はよくマッチしていました。
JR常磐線の陸橋の上から戸定ケ丘の斜面林を振り返ると、8月らしく緑がすっかり濃くなり、光合成をしっかりやって栄養分を蓄積しているようでした。
金町側の江戸川堤防から松戸市中心街を眺めると、上空に雨上がりの青空が少しでてきていました。
水元公園Cブロックのザクロとカリンの実はかなり大きくなっていました。コナラの葉と幹の樹皮と実をよく見てみると、ノースカロライナ州でウォーキング/ジョギングする時によく見たOak Treeのナラに似た木とは葉の形状が全く違っていました。
Regency ParkでもLake Johnsonでも森があんなに豊かで木々がたくさんあったにもかかわらず、セミの声はたまにしか聞かなかったのに対して、戸定ケ丘でも水元公園でもセミの合唱がうるさいぐらいでした。アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの他に、夕方6時頃にはもの悲しいカナカナ(ヒグラシ)も聞こえました。アメリカではどうして日本に比べてセミが少ないのかいつも不思議に思います。
水元公園Cブロックの広場にはムラサキツメクサの赤い花が一面に咲いていました。
多目的広場(サッカー場)の半面を人工芝に張り替える工事は完了して、残りの半面の工事が始まっていました。