2016年9月12日月曜日

女優高畑淳子さんの息子で俳優の高畑裕太君(22才)は、宿泊していた群馬県前橋市内のホテルの40代の女性従業員を夜中の2時頃歯ブラシを持ってくるようにと部屋に呼びつけて強姦致傷を負わせた容疑者として8月23日に逮捕・送検されていました。
http://www.excite.co.jp/News/matome/entertainment/M1471937400948/
母親がメディアに追い回されている様子を見て、私は市橋達也君の事件とちょっと似ているなと感じていました。
果たしてどういうことになるかと思っていましたら、急にニュースで被害者との間に示談が成立して、不起訴になり本人は釈放されたと伝えられました。非常に実績のある有名法律事務所に弁護を依頼していたようですが、一瞬感覚的に、「市橋君の場合と比べて何と不公平な!」 と思ってしまいました。示談金の額は公表されていませんが、一方は無期懲役刑になり、もう一方で高額の示談金を払える金持ちは不起訴で無罪になったという事実に釈然としなかったのは私だけではないのではないでしょうか。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/usuimafumi/20160913-00062158/

さらに情報が流されて、高畑裕太君の弁護人は関係者の話を聞けていないとした上で「(高畑氏は)合意があるものと思っていた可能性が高く、女性従業員を呼びつけていきなり引きずり込んだ、という事実はなかったと考えています」などとするコメントを出したとのこと。(2016.9.10 朝日新聞)
なんと、さすが実績のある有名法律事務所で、不起訴で無罪釈放に成功しただけでなく、今度は被害者女性の方に非があるかのように匂わせて、高畑裕太君のイメージ回復まで計(はか)っていました。

今回の事件の被害者女性は生きているのに対して、リンゼイさんは亡くなってしまったという点で大きな違いがありますが、どこかの刑務所で服役中の市橋達也君が許される範囲内で充実した日々を送ってくれていることを祈っています。