2016年9月1日木曜日

テレビのニュースでは、台風10号が岩手県や北海道に上陸して川の堤防決壊による被害の様子が報道されています。地震も台風も自然現象で、科学や技術がこんなに発達した現在でも予測も制御もできませんので、まだまだ自然の力の大きさに比べて人間の無力さを感じさせられます。

青森では収穫前のリンゴが落下して農家ががっかりしている映像が流されていました。来週青森県で台風による被害の影響がどれぐらい残っているかわかりませんが、弘前大学での松枯れ防除実践講座が1週間後に近づいてきましたので、今日は松戸駅に行って往復乗車券と東京-青森間の新幹線はやぶさ5号の特急券を買ってきました。青森駅で奥羽本線快速に乗り換えて、弘前駅には11:59に着く予定です。

千葉大学時代に同僚教授だったN先生(私と同じ年に定年退職し、その後はずっと入院して闘病生活後、亡くなりました)の長男T君は子供の頃からよく知っていますが、明日の夕方東京でヴァイオリンリサイタルがありますので、私も聴きに行く予定です。写真も撮りたいと思っていますが、カメラに入っているSDカ-ドのメモリーがほとんどなくなりましたので、市内のコジマ電気に買いに行くついでに街の中をあちこち眺めながら2時間ウォーキングをしてきました。びっしょり汗をかいていい運動になりました。

松戸市岩瀬にある光明山花蔵院というお寺の門の横にはりっぱなクロマツが2本あります。
松戸市竹ヶ花のちょっと小高い所には雷電神社があります。久し振りに寄ってみましたら、境内には銀杏(ぎんなん)が落ちていたり、切り株の中に小さな木の芽が生えていました。庚申塚(こうしんづか)の横を見たら、1つには享保19年(1734年)と彫ってありましたので、今から282年前の8代将軍吉宗の時代に造られたことになります。もう1つには天保13年(1842年)と彫ってありましたので、今から172年前の12代将軍家慶の時代に造られたことになります。
当時はこの辺りは山の中の小さな村だった筈で、庚申塚から当時の様子を想像すると興味が尽きません。