ヴァイオリンリサイタルはかつしかションフォニーヒルズのアイリスホールで行われました。
http://loco.yahoo.co.jp/place/g-3bu2yuEBhVQ/?utm_source=dd_spot&sc_e=sydd_spot_ttl
私は音痴で音楽は全く駄目ですが、亡くなった元同僚教授/親友の長男の年に1回のリサイタルだけは欠かさず聴きに行くことにしています。千葉大学勤務の現職だった時は同じ公務員宿舎に住んでいて、子供の頃からよく知っていますので、彼の成長を見るのは楽しみです。
東邦音楽大学を卒業してプロのヴァイオリン奏者になった彼もすでに40代後半になった筈ですが、今日はピアニストの矢部千代さんの伴奏で、前半は映画「美女と野獣」「アラジン」「アナと雪の女王」の主題曲を、後半はベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ第9番イ長調その他のクラシック音楽を聴かせてくれました。ピアノもヴァイオリンも、音痴の私にもわかるくらい素晴らしい調べでした。
ちょっと不思議な気がしたのは、ヴァイオリンという楽器は絃(げん)と弓からどうしてあんな音色が出るのだろうということと、音楽の世界では作曲家には著作権というのはないのだろうかということです。映画の主題曲やクラシック音楽は世界中の音楽家が演奏をする筈ですが、演奏をする度に著作権料を払うという話は聞いたことがありませんので。今度誰かに訊いてみようと思います。
亡くなったN君も、視力にハンディキャップを持って生まれた長男がこうしてりっぱに成長して活躍している姿をあの世から見て安心している筈です。
シンガポールに事務所があるCrop Life Asia(アジア農薬工業会)のスタッフのSiew Yin Lamさんから彼女の携帯で撮った写真が送ってきました。8月10日にインドネシアのジャカルタでジャーナリスト対象の農薬ワークショップが開催された時に、世話をしてくれた人です。お子さんがいらっしゃるお母さんだそうですが、笑顔がとても素敵な女性でした。ワークショップが終わってからの食事会で訊いたら、おじいさんの時代に中国の広東省からシンガポールに来たとのことで、漢字の名前は林 小燕と書くのだそうです。小燕は日本語でも「ショウエン」と読めるので、英語で「Siew Yin」と書いてもわかりますが、林「リン」がどうして英語では「Lyn」ではなく「Lam」になるのかと訊いたら、北京語では「Lyn」と発音するが、広東語では「Lam」と発音するからだとのことでした。
中国は広い大きい国だとあらためて感じさせられたことを思い出しました。