2016年10月23日日曜日

昨日は地下鉄の根津駅から東京大学農学部の間を2往復歩いた以外運動をできませんでしたので、今日は昨日の分も含めてしっかり運動をするつもりで江戸川に出かけ、上流に向かって右岸の堤防を3時間30分ウォーキング/ジョギングをしてきました。復路の1/3ぐらいは、前方をジョギングしている人を追いかけたり、私を追い抜いていった自転車を途中まで追いかけてみたりして走りましたので、いい運動になりました。

河川敷のススキとセイタカアワダチソウの競争が面白いので、混在して生育しているところや棲み分けしているところなどを注意しながらウォーキングしました。松戸市主水(もんど)のまこも池では日曜で天気もよかったので、大勢の人が釣り糸を垂れていました。
青空に浮かぶ雲の形が珍しいので見上げていたら、自衛隊機と思われるヘリコプターが3機飛行しているのが見えました。

久し振りに流山市の方まで行ってみたら、いつの間にか堤防下に11階建ての新築マンションが立っていました。武蔵野線の駅に比較的近いからでしょうが、この辺りの農地は段々虫食い状態になって消滅しつつあるようです。マンションのすぐ前に緑地があったので堤防を下りて見に行ってみましたら、一つは観音寺というお寺で、もう一つは香取神社でした。お寺の方は墓地が併設されていましたので、檀家がいるせいか比較的きれいに維持管理がされていましたが、神社の方は説明板が1枚立っているだけで、多くの庚申塔や石碑が境内と思われる隣接した空き地の草むらに倒れたまま放置されていました。中には天明4年(1784年)や、文政10年丁亥(ひのとい)(1827年)という字が読み取れるものもありました。1784年というのは、前年の1783年に浅間山の噴火があった江戸中期ですし、1827年というのは江戸後期で中濱
(ジョン)万次郎や西郷隆盛が生まれた年ですので、きちんと整備をして維持管理ができればいいのにと思いました。後世に残せる地元の貴重な文化遺産の一つになるのではと思うのですが。