2016年10月5日水曜日

宿泊した駒ヶ根プレモントホテルは、千葉大学現職の時から調査の度に泊まっていますが、朝食付きで一泊5,600円ですから値段も適当ですし、設備も待遇も大満足です。
朝食後、昨日夕方になったので行かなかった栖林寺にアカマツの老大木を見に行きました。一時期は針葉の葉色が元気がなく若干衰弱しているように見えましたが、その後枝葉の展開している下の林床部にロープを張って立ち入り禁止にしてあり、葉色もよくなりすっかり樹勢を回復していました。やはり、先日調査をした地蔵ケヤキの場合と同じで、踏圧で地層が固化して酸素不足になり根の伸長が抑制されたことが衰弱の原因だったのかもしれません。
近くの火山(ひやま)峠の芭蕉の松にも行ってみましたが、相変わらず太い幹が威風堂々と空に向かって枝葉を張っていました。

下伊那郡松川町の水野農園にはちょっとだけ寄ると電話で連絡してありましたので、私の千葉大学時代の研究室の卒業生の耕一郎君が待っていてくれました。台風18号が北上してくる予報でしたので、その対策で忙しかった筈ですが、親切にリンゴ園を案内してくれました。お母さんにFrank 君を紹介して、私の1969年以来の空手の弟子/友人で69才ですと紹介したら、英語で「the same age as I」(私と同じ年齢)と答えたのでびっくりしました。水野君に訊いたら、お母さんは英語が趣味で英会話教室に週1回通っているとのことでした。
この辺りは山の中ですのでどこもそうですが、リンゴ園の周りには獣害を防ぐために電気柵が張り巡らせてありました。どんな獣がでるのかと訊いたら、サル、シカ、イノシシ、ハクビシン、何でもでるとのことでした。

台風18号に追いつかれたら大変だと思って早めに帰りの特急に乗って松戸に帰ってきました。妻に電話をしたら、そんなに早く帰ると思っていなかったので夕食の準備がしていないというので、駅の近くのKFC(ケンタッキーフライドチキン)の店に寄って夕食を食べました。Frank 君はアメリカ南部の出身で日本食は苦手なので、彼が食べられそうな店を探さなければなりません。