2016年11月29日火曜日

12月2日(東京)と6日(大阪)の木材保存士登録更新講習会での講演では、木材保存剤の現場処理をする際に安全性確保が重要なことを強調しようと思っています。その中で、一例として1995年にアメリカのカンサス州の教会で起こった事故について紹介しようと思っていますが、もう20年以上も前の事件ですので私自身の記憶が薄れていて資料も散逸して見つかりませんでしたので、元NIEHS勤務の友人Dr. Buck Grissomに依頼しましたら、下記の情報を見つけて送ってくれました。
これを見れば、事件の概要と当時の裁判で何が問題にされたかが大体わかります。
講習会は明後日ですが、まだ追加の資料集めをしています。
クロルピリホスはエトキシ構造の有機リン殺虫剤で、比較的残効性が長く殺虫活性も高いのでシロアリ防除や芝の害虫防除によく使われてきましたが、原体は劇物相当で蒸気圧もある程度高いということで、最近はシロアリや芝での適用はなくなっている筈です。

いつもの床屋で散髪をしていたら携帯電話が鳴り、名古屋大学の研究室の1月21日(土)の研究集会/新年会で講演を依頼されました。演題は、「消失しつつある白砂青松-松くい虫防除の失敗は何が原因か」でどうかと幹事に伝えました。

道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間した後、江戸川堤防を1時間半ウォーキング/ジョギングしてきました。
その途中で銀杏(イチョウ)の木があると立ち寄って、木ごとに黄葉の落ち葉を何枚かずつ採集してきました。葉の切れ込みの数と深さは遺伝的なのか生育環境に依存しているのか判断するために比較してみようと思っています。