2016年11月9日水曜日

今週末の早稲田大学での講義の資料作成ができましたので、宅ファイル便で発送しました。これで次の12月の講演で使う資料の作成に全力投球できます。

山梨県出身の妻の親戚から柿が送ってきました。大きくて美味しそうです。

午後からは東京浅草の浅草寺(せんそうじ)で行われる農薬工業会の虫供養(むしくよう)に参加することになっていましたので、昼休みの空手の稽古と筋力トレーニングは省略して、江戸川堤防を1時間だけウォーキング/ジョギングしてきました。時間がなくても心肺機能だけは負荷をかけて活性化しておきたいと思って、北西からの冷たい強風が吹いていましたが、河川敷に下りるスロープの上り下り3往復のジョギングもしました。久し振りに筑波山の山影がくっきりと見えました。

浅草駅で地下鉄を下りて歩き始めると、東京スカイツリーがすぐ近くに見えました。雷門から浅草寺に通じる仲見世通りは、相変わらず大勢の人出で賑わっていました。可愛らしい外国人の若い女性が着物を着て、写真のポーズをとっていました。境内には浅草寺の神木の大いちょうがあり、立て看板には、源頼朝公が挿した枝から発芽したと言われていると由緒が書いてありました。昭和20年(1945年)の戦災で焼けたとのことで、生き残った部分が変な樹形で立っていましたが、老大木で威厳がありました。
虫供養は20分で終わり、その後近くの精養軒に歩いて移動し、軽く一杯やって参加者どうしで交流しました。挨拶をした農薬工業会長の平田公典氏は、名古屋大学の私と同じ研究室を卒業した後輩です。虫供養は今年で確か61回目と言っていましたので、1955年(昭和30年)から始めたようです。

11月8日(現地時間)に行われたアメリカの大統領選挙は、共和党のトランプ(Donald John Trump)候補が勝ったと報道されています。あれだけ過激な発言をしたり、女性問題が指摘されていましたので、予想外の結果でした。マイナス要因にもかかわらず、アメリカの社会に彼のような人物に期待する根強い風潮があったということでしょうか。