木材保存剤の認定の仕組みについてもう一度確認してみました。
公益社団法人(以前は社団法人)日本しろあり対策協会(略称:白対協) http://www.hakutaikyo.or.jp/gaiyou/ と公益社団法人(以前は社団法人)日本木材保存協会(略称:保存協会) http://www.mokuzaihozon.org/ という2つの組織が、以前は個別的に木材保存剤等の審査および認定を行っていたのを、1985年1月に両協会から独立した機関として日本木材保存剤審査機関(略称:審査機関)が設立されて、木材保存剤の認定および認定更新に係る業務を行ってきたようです。私はある時期からその中の安全性審査部会の委員として参加していました。
その後、社会からの信頼性を確立することを目的に、2007年7月に審査申請の受付および手続き等の業務を担当する木材保存剤等審査事務局(略称:審査事務局) http://mokuzai-hozonzai-shinsa.org/greeting/index.html が設置され、公益財団法人(以前は財団法人)日本住宅・木材技術センター(略称:住木技センター) http://www.howtec.or.jp/test/test4.html に、特に安全性と性能についての審査を依頼するようになりました。私はその中の安全性部会委員(主査)として参加しています。
白対協も保存協会も、それぞれの目的に沿った活動をしています。私が2日に東京、6日に大阪で講師として参加する平成28年度木材保存士更新講習というのは、保存協会が主催する講習会で、受講者は木材保存士という資格を交付されます。 http://www.mokuzaihozon.org/formInfo/28Specialist.html 当初、受講者の大半は木材保存剤の住宅現場における施工業者(いわゆるシロアリ防除業者)かと想像していましたが、そちらは白対協の方の対象で、保存協会の方は主として工場における合板製造や保存剤を木材に加圧注入する業者のようでした。
主対象がわかりましたので、明後日6日の大阪での講義は、少し修正をしようと思っています。
今日も昼食を抜いて、江戸川に運動に出かけ、上流に向かって右岸の堤防を進んで、武蔵野線の陸橋を渡ってからは左岸の堤防を戻ってきました。3時間35分ウォーキング/ジョギングしましたので、いいトレーニングになりました。