2016年12月2日金曜日

新木場には東京メトロ有楽町線とJR武蔵野線の両方の行き方がありましたので、乗り換えが少ない新松戸駅から武蔵野線東京駅行きに乗って行きました。江東区新木場の辺りには木場という地名の通り、木材関係の施設がたくさんあり、駅前には新木場駅という大きな木で作った看板が設置してありました。木材会館は高層ビルですが、正面には木の枠みたいなデザインが施してあり、建物内にもいたるところに木が使ってありました。http://www.mokuzai-tonya.jp/mokuzaikaikan/
講習会場は7階の大ホールで、私は前の講師の講義が終わる15分くらい前に会場に到着しましたが、大勢の受講生が参加していました。今朝も少し手を加えたパワーポイントスライドをUSBメモリースティックに入れて持参し、与えられた1時間10分の講義時間を2~3分超過するだけで、まあまあうまくできたと思います。

どの講師にも質疑応答の時間はとってなかったのですが、私は最後でしたので、講義終了後に何人もの受講生が質問に来て名刺交換しました。名刺交換した人の中には広島県や熊本県から来られた人もいました。これでまた新しい人との接点ができました。
参加者名簿の配布はありませんでしたので正確にはわかりませんが、参加者の多くは現場の住宅で木剤保存剤を施工する防除業者ではなく、工場で木材保存剤を材木に加圧注入処理したり、木材保存剤入り接着剤で合板を製造したりする業界の人たちが多いような印象を受けました。朝9:50から、途中10分の休憩2回と1時間の昼食を挟んで、午後16:10までの講習会でした。
配布されたテキスト(120ページ)には他の講師のスライドも載っていますので、ゆっくり目を通して私も勉強してみようと思っています。

第34回木材保存講座/平成28年度木材保存士登録更新講習会
プログラム
1. 講習に関する説明、開講挨拶
2. 2016年度 木材保存に関する法令・企画・認定制度
       手塚大介(兼松サステック株式会社部長)
3. 木材の劣化診断と残存性能
   森 拓郎(京都大学生存圏研究所助教)
4. 高耐久性木材・保存処理木材-利用上留意すべきこと
  土居修一(元筑波大学教授)
5. 木材保存剤の安全性
  本山直樹(千葉大学名誉教授)
6. 終講挨拶、木材保存士証公布(更新者)