2017年3月30日木曜日

朝8時ちょっと前に渋谷の宿泊所に行って、Brett さんとMike 君を松戸の私の家まで連れてきて、妻の用意してくれた朝食を食べました。
Brett さんは昨日会った時に、空港でレンタルしたタブレットでNPO法人グローバルシアター和の輪の会の代表理事城谷(しろたに)小夜子(さよこ)氏 http://www.wanowa.org/ja/other/profile/shirotani.html の情報を見せてくれました。ルイジアナ工科大学大学院でTheater(演劇)の勉強をしていた時に、城谷氏がかぶきの動きを演舞し、大学から滞在中の2日間お世話をするように指名された二人の学生の中の一人がBrett さんだったようです。来日の連絡はしていなかったようですが、Global Theater Wanowa Sayoko Shirotani という情報で検索してみたら、何と松戸市内にご自宅と稽古場と鍼灸院をお持ちの方でした。ネットで調べたメールアドレスとFax番号を使って、急なことで恐縮ですが知り合いのアメリカ人が来日中なので短時間でもお会いするか電話をさせていただくお時間はありますかと打診をしましたら、携帯の電話番号がFaxで届きましたので、早速電話で事情を説明し、すでに予定の入っていたのを変更してちょっとの時間の都合をつけて下さいました。
10時半頃北松戸駅前のスタジオにお伺いし、1時間近くお邪魔しました。Brett さんとは15年前に2日間ご一緒しただけですが、Brett さんは彼女から非常に強いインパクトを受けて、その後もずっと彼女の活動を尊敬していたようでしたので、お互いに15年ぶりの感動的な再会になり、城谷氏はこれは奇跡的だ言いながら何回もハッグし合っていました。私にとっても、こんな身近なところで剣道の弟子/友人のKelly 君の姪のBrett さんと15年前にアメリカのルイジアナ州で出会った日本人女性の演劇の先生と再会し、そこに私も立ち会ったのですから、正に奇跡的な出会いだと思いました。

私は演劇のことには全くの無知ですが、城谷小夜子氏は舞台演劇の俳優であり、プロデューサーであり、指導者のようで、世界的に活躍されておられる方のようでした。7月22日(土)に深川江戸資料館小劇場で開催される小松左京7回忌の集い http://www.wanowa.org/ja/stage/2017/images/20170724_sakyo.pdf#search=%27%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B7%A6%E4%BA%AC7%E5%9B%9E%E5%BF%8C%E3%81%AE%E9%9B%86%E3%81%84%27 のパンフレットをいただきました。私は7月21日には宮崎県での講演予定が入っていますが、どんなものか面白そうですので、もし時間に間に合うように松戸に帰れるようでしたら、折角の出会いですからチケットを申し込んでみようかなと思っています。

予想通り房総半島の鋸山(のこぎりやま)ロープウェイ乗り場には約2時間で着きました。ロープウェイの頂上のレストランで昼食を食べてから少し歩いて地獄覗きの岩を訪ねたり、百尺観音を見たりしました。
本当は房総半島を横切って太平洋側に行く途中の千葉県の山村風景も見せる計画でしたが、松戸からの出発が予定より2時間遅くなってしまったので、中止して松戸に帰ることにし、途中で銚子丸という回転ずし店に寄って夕食を食べました。
Brett さんとMike 君は明日から2日間京都に出かけますので、4月2日の夜宿泊予定の墨田区の別の宿舎(JR両国駅から徒歩15分ぐらい)を見つけられるように今日のうちに一緒に下見をしておくことにしました。4月3日は成田空港に連れて行くのに、宿舎に朝6時半頃には迎えに行きますので、私も場所を確認しておいた方が安心だからです。
場所は比較的簡単に見つかりました。夜の9時近くの時間になっていましたが、Brett さんは浅草の浅草寺(せんそうじ)は夜の11時まで開いているのでどうしても今から行きたいと言い出しました。JR両国駅の駅員に訊いたら、総武線で1駅の浅草橋駅に行き、地下鉄浅草線に乗って浅草駅まで行くのがよいと言われました。
私は行かずに帰宅し、二人だけで行きました。この若夫婦は、Brett さんが進歩的で何事も積極的なのに対して、Mike 君が保守的でBrett さんを後ろからサポートしているような印象を受けました。