娘の家族は朝早く家を出て、新幹線で広島に行きました。孫たちはアメリカ人の父親と日本人の母親の子供（いわゆるハーフ）ですから、日米が敵だった戦争という不幸な歴史を学ばせるために原爆ドームを見せておきたいのでしょう。広島市内は観光シーズンのせいか安いホテルがとれなかったので、名古屋まで戻ってBrett さんたちが利用したのと同様の旅行業者がレンタル契約しているマンションの1室に一泊する予定だそうです。そうすると、時間的に広島で宮島まで行くのは無理かもしれないと言っていました。
名古屋では八事（やごと）にある本山家のお墓参りをし、時間があれば東山公園（動物園、植物園）や名古屋城を訪ねてくるかもしれません。

6月10日の樹木医会関東甲信越講習会の講演タイトルと内容の概略を今日までに送ってほしいと依頼されていましたので、タイトルを少し変更して、演者プロフィール、講演内容概略と一緒に送りました。配布資料（パワーポイントスライド）の提出締め切りは5月10日ですからまだ時間がありますので、これからゆっくり作成します。

 

孫たちが広島に旅行に出かけていなくなったのと、明日は天気予報では雨だとのことでしたので、昼休みに道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間してから、江戸川堤防に行って2時間45分ウォーキング/ジョギングをしてきました。園芸学部構内も、江戸川堤防の下も上も古ヶ崎の五差路付近もサクラが満開で、地面には花びらが散り始めていました。多くの人がサクラの花の写真を撮っていました。
江戸川の砂が堆積して浅瀬になったところに鳥がいたので、望遠で写真を撮ったらカモメでした。足が何かに引っかかって飛び立てないのか、同じ場所から動かずに何回も頭を水の中に入れて何かを突（つつ）いている様子でした。
江戸川河川敷の上葛飾橋の下の辺りにはお花畑があり、ポピーの種を撒いてあるので5月頃開花予定との掲示が出ていましたが、今は雑草なのかレンゲに似た赤い小さな花が一面に咲いていました。
サクラの時期には毎年繰り返される景色ですが、長年戦争が続いているシリアやイラクや、教会でのテロ事件でまた多くの人々が犠牲になったエジプトや、一触即発の緊張状態が続いている北朝鮮の状況に比べると、私たちはこうしてのんびりとお花見を楽しめるのですから幸せです。