2017年5月2日火曜日

2日連続で明日の横浜駅伝に向けてのトレーニングができませんでしたので、今日は覚悟を決めて、昼休みに道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間してから江戸川堤防に出かけました。坂道トレーニングを3往復してから、ウォーキング/ジョギングを2時間半しました。
この頃は、先日タヌキに出会った上葛飾橋のちょっと手前の、ふれあい松戸川と江戸川に挟まれた草むらに様子を見に行くことが多くないました。
今日は以前にも言葉を交わした江戸川の漁師2名と偶然出会いました。今年は稚鮎の遡上が少なく今までなかったぐらい不漁なので、ウナギ漁に切り替える準備として台所で使うようなプラスチック製の水切りバットみたいなものに釣り針を固定してミミズを仕掛けていました。これを川の中に重石をつけて沈め、一晩経ってから、明るくなる前に回収するのだそうです。暗いうちは、ウナギがミミズを食べて釣り針にかかってもじっとしているけど、明るくなってくると暴れて逃げてしまうのだそうです。

先日この場所でタヌキを見たと伝えましたら、タヌキはここに住んでいて自分たちはしょっちゅう顔を見ているけどあまり人を恐がらずに逃げないとのこと。木立の後ろの草むらにため糞をする場所があると言って案内してくれました。
昔、千葉大学勤務時代に同じ研究室にタヌキの食性と活動について研究をしている学生がいて、確か相模湖周辺だったと思いますがタヌキの巣穴を見つけて、タヌキが留守の間にため糞を採取してきて、含まれる小骨や昆虫の断片などから何を食べているか調査をしていたことを話しました。
内臓だけ無くなった魚がタヌキのいた草むらに落ちていたことも話したら、自分たちが不要の魚を草むらに投げて与えていて、カラスは目玉から食べるけどタヌキは内臓から食べるとのことでした。
いつ頃、どこから来て棲みついたのかはわかりませんが、もう一度出会うためにいつか夕方薄暗くなってから同じ場所に来てみようと思っています。