2017年6月14日水曜日

松くい虫防除で散布された農薬の暴露に関する研究について打ち合わせをするために、東京都板橋区舟渡にある株式会社化学分析コンサルタントを訪問しました。千葉大学勤務の現職だった時に、多分今から15年ぐらい前に一度見学した記憶がありますが、ずい分時間が経ちましたので初めてのような感じでした。JR京浜東北線の赤羽駅から埼京線の大宮行きに乗り換えて、2駅目の浮間舟渡(ふなど)駅で降りて、徒歩10分ぐらいでした。



打ち合わせ終了後、近くの韓国料理店で昼ご飯をご馳走になりました。せっかくの機会でしたので、その後私は東京都立浮間公園を散布しました。昔は荒川の一部だったところが、河川の改修工事で切り離されて池として残ったところのようです。周囲には湿地環境に適した木として、シダレヤナギ、マルバヤナギ、ハンノキ、カツラ、メタセコイア、ラクウショウが植栽されていました。そういえば、これらの木は水元公園の池の周りにある木と同じです。
途中には氷川神社もありました。








その後、荒川の堤防まで行ってみました。下流方向に堤防を歩きましたが、きれいに管理されたゴルフ場が延々と続き、なかなか水辺に近づけませんでした。やっとゴルフ場が途切れて、運動場になっているところに出ましたので堤防を下りて川岸に行ってみたら、自転車に乗った私と同年代に見える男性が草むらのゴミを拾っていました。地元の人らしく、ボランティアで毎日ゴミを拾って少しでも河川敷を綺麗にしようとしているようでした。65年ぐらい昔、私が小学生だった頃、荒川の向こう側の埼玉県浦和市や川口市に住んでいて、荒川沿いの青木中学の生徒たちは荒川で水泳をしていて、当時プールのある学校は少なかったのでいつも大会で優勝していた記憶があると話しかけたら、自分も子供の頃は荒川で泳いでいたと話していました。
その後、高度成長時代に工場の汚水が川に排出されてみるみるどぶ川のようになり、その後また水が少しずつきれいになってきています。利根川や江戸川も同じような状態ですが、もっときれいにして清流を復活させたいものです。
帰りは川口駅か赤羽駅から電車に乗ろうと考えていましたが、人に訊いたら埼京線の北赤羽駅の方が近いというので、スマホの地図を見ながら駅を見つけました。