朝食前にSymphony Lakeに最後のウォーキング/ジョギングに行き、2周(約5km)してきました。薄暗い空に明けの明星(金星)がキラキラ輝いていました。池の中には夜を過ごしたらしいアオサギがいました。いつものようにカナダガンの群れもいて、遊歩道に上がってきました。ここでは初めて見る日本のオオバンにそっくりな水鳥もいました。
Symphony Lakeの遊歩道でwalnaut(クルミ)と思われる木が1本あって、毎日拾ってきたクルミが計131個になりましたので、できたら中身を取り出して日本に持って帰ろうと思って一晩水につけてフライパンとナベに分けて入れて加熱してみました。クルミの殻が焦げて、部屋中焦げ臭い臭いがたちこめてしまいました。少し割れ目ができて殻を開くことはできましたが、実を取り出す道具がないので、結局全部捨ててしまいました。
Don君はせっかく遠くのインディアナ州のセイモアという田舎町から小型トラックを12時間も運転して私に会いに来てくれて、一緒にフッシングができるように電気モーターとバッテリーも積んできてくれましたので、今日はLake Johnsonに行ってジョンボートを3時間借りてフィッシングをしました。と言っても彼はもっぱら電気モーターを操作して、私がフィッシングができるようにしてくれました。デープダイビングのルアーを投げ続けて、釣果はパーチという魚(スズキの一種の淡水魚)1尾とラージマウスバス2尾だけでしたが、景色を眺めながら十分楽しみました。最下流のダム近くのいつもの場所にcormorant(カワウ?)がいました。写真を撮ってよく見ると、日本のカワウとはちょっと違うような気がします。
モーテルに帰ってからもう一度近くのSymphony Lakeに行き、Don君に手伝ってもらって伐倒された枯死進行中マツNO.1の根株を紙やすりで磨いて年輪を数えてみたら、樹齢73年のようでした。
Lake Wheeler Rd沿いにはNCSU(ノースカロライナ州立大学)の研究圃場が並んでいて、ターフグラス(芝生)の圃場もあるということでしたので、見に行ってきました。白いフェンスに囲まれた広大な芝生の圃場がありました。大学でこんなりっぱな芝生の研究圃場を持っているというのは、作物学の中で芝生の研究分野がきちんと位置付けられているということで、大したものです。
こちらの滞在も今日が最後ですので、もう一度恩師のW.C. Dauterman先生のお墓があるRaleigh Memorial Parkに行ってお墓参りをし、お墓の中の先生に明日帰国すると伝えてきました。