2017年12月24日日曜日

一日中家で机に向かっていましたので、夕方江戸川堤防から地平線に沈む太陽を見たいと思って出かけました。4時半頃陽が沈む筈ですので、晴れていれば富士山のシルエットも見えるかもと期待したのですが、今日は地平線上には雲かスモッグかがあって見えませんでした。代わりに三日月が見えました。



今日はクリスマスイブですので、妻が夕食に特別ご馳走を作ってくれました。チキンとコーンとスープと赤カブの酢漬けに、缶ビールまで付けてくれました。料理上手な妻を持って私は幸福です。子供が小さかった時は、クリスマスケーキも妻が家で作っていました。
クリスマスやお正月になると、市橋達也君は今頃どうしているだろうと思ってしまいます。刑務所でも、お正月には特別の料理が出ると聞いた記憶があります。
市橋君は無期懲役ですから家族や友人たちと美味しい食事を食べながら楽しい時間を過ごすことはできませんが、今いる場所で精いっぱい生きていてほしいと思います。



先日中川 毅君のコンサートが開かれた南柏聖書教会が属する日本同盟基督教団のホームページに掲載されていた2017年7月3日付けの「声明文」は、正に時宜を得た重要な声明だと思いますので、全文を引用しておきます。
http://domei.biz/x/modules/b_news/index.php?page=article&storyid=433
他の宗教団体(カトリック、プロテスタント、仏教を含めて)は同様の危機感を感じているのでしょうか。
本来、学問・思想の自由と表現の自由が最も保障されている筈の大学こそはこういう問題に対して敏感で真っ先に意見表明をするべきなのでしょうが、戦後の民主的な大学運営の基礎であった教授会・評議員会の自治の上に、文部官僚の天下り先を兼ねた理事会という組織が作られて教員は教育と研究に専念せよと言われ、教員一人当たりの年間研究費が僅か10万円(園芸学部の例)で残りは自分で外部資金を獲得せよという締め付けの下で、こういう問題に関心を示す余裕も自由もなくなりつつあるのは残念です。

いわゆる「もり・かけ」(森友・加計学園)問題は、国民の多くがおかしいと思っているにもかかわらず、強引に押し通そうとしている現政権の姿勢が、軍国主義・戦争に導いた元来た道につながらないか心配です。

     (スライドはクリックすると拡大できます)