2017年12月10日日曜日

私の千葉大学勤務時代の研究室(生態制御化学研究室)を専攻してくれた卒業生の水野耕一郎君は長野県下伊那郡松川町でリンゴ園(その他にナシもお米も作っている)をやっていて、今年は8月20日に訪問してリンゴに散布した農薬の残留を調査する研究の協力を依頼してきました。その時に8月下旬から9月にかけて収穫する早生品種の「つがる」と11月から12月に収穫する晩生品種の「ふじ」を注文しておきましたら、今日「ふじ」が届きました。りっぱなリンゴで、妻が半分に切って見せてくれたら、蜜が詰まっていました。早速一切れ試食してみました。適度に酸味があり、歯ごたえもあり、美味しいリンゴでした。
「つがる」については、共同研究者がネオニコチノイド系殺虫剤モスピラン(有効成分アセタミプリド)を散布した翌日に収穫したリンゴの残留濃度をすでに分析してくれましたが、残留基準値の約1/10という結果が得られています。従って、この農薬を散布して翌日に収穫したリンゴを洗わずに(残留濃度分析は洗わずに行いますので)そのまま食べても、残留農薬の安全性に関する問題はないということが確認されました。



 

 



今日も江戸川堤防に行き、坂道トレーニングを4往復しました。先に若い先客が来ていて、坂道をダッシュで上ったり、階段を1段ずつや2段ずつダッシュで上ったりのトレーニングを繰り返していました。高校の陸上部で短距離だとのことでした。それに刺激されて、私もいつもより早く走って上り下りしてしまいました。息がハーハー切れましたが、心肺機能を活性化するいいトレーニングになりました。
高校生たちは上りだけ全速力で走って、下りはゆっくり歩いていたので何故かと訊いてみたら、下りはスピードが出過ぎて怪我をする危険性が高いから休憩に使っているという返事でした。なるほどなと思いましたが、私は老人で歩幅(ストライド)が狭くなりがちなので、下りはストライドを広げるトレーニングに使っていると伝えました。私の場合は走るといってもダッシュではなくジョグ程度ですから危険性は少ないのでしょうが、それでも転ばないように気をつけなければと思いました。

普段は気に留めなかったのですが、園芸学部構内の大木の下に落ちている落ち葉を見たら、今年10月にノースカロライナ州に滞在中に拾ったOaktree(カシノキ)の葉と形がよく似ていることに気がつきました。もしかしたら、分類学的に近い種類の木かもしれません。
サクラの葉の色も変化がありますが、黄褐色の落葉がきれいでした。今頃カマキリが1頭いましたが、餌の昆虫が少ない冬なのに何を食べるのだろうと想像しました。







帰りに松戸神社に寄ったら、母親と振袖姿の娘が写真を撮っていましたので、私の娘も20才の時にここにお参りに来て写真を撮ったのですよと話しかけて写真を撮らせてもらいました。
民家の庭にはスイセンの花が咲いていました。
今の時期はナナカマドの実の橙(だいだい)色や赤い色が鮮やかです。







妻が出かけたり、用事があって食事の準備ができない時には、時々近所のタイ料理店に行って食事をします。このところしばらく寄ってないので、香辛料のよく効いたタイ料理を食べたい気がしますが、なかなかチャンスがありません。