2018年1月1日月曜日

我が家のお正月の食卓には、お餅が2個入ったお雑煮とおせち料理と白菜の漬物とお茶でした。「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年1年間は二人とも大病をせずに無事に過ごせたけど、今年もしっかり運動を続けて健康でいよう。」という新年の挨拶を妻と交わしてからいただきました。

千葉大学勤務時代の私の研究室(生態制御化学研究室)に中国から留学して博士論文の研究をしていた林 勇博士からメールで年賀状が届きました。帰国後は、海南省(ベトナム沖に位置する島)にある中国農業科学院環境与植物保護研究所に勤務していますが、国際交流の研究費が獲得できたので、3月下旬か4月上旬の私の研究所訪問の要請をする予定とのことでした。何年か前にも一度招待されて海南島を訪問したことがありますが、元留学生が帰国して10数年経ってもこうして連絡をくれるのは嬉しい限りです。

多分、一昨年にタイの雑草学会に招待された時にお会いした女性研究者からだと思いますが、Jacquie Lawson e-card というのが届きました。新年の挨拶状ですが、カードを贈るのに私の知らない便利な方法があるようです。

年賀状を郵便局に持っていく途中で松戸神社に寄ってみたら、参拝者で賑わっていましたが、まだ朝早かったせいか昨年見たような長蛇の列はできていませんでした。


東京在住の息子から、毎年恒例の映画のチケット(ムビチケ)が2枚送ってきましたので、JR有楽町前の有楽町マリオンの中にあるTOHOシネマズ日劇に、11:10~上映の「オリエント急行殺人事件」を観に行きました。アガサ・クリスティ原作で、トルコのイスタンブールからヨーロッパを横断してフランスのパリ、イギリスのロンドンを結ぶ急行寝台列車オリエント号が雪崩で脱線した時に起こった殺人事件を名探偵が解決するというストーリーでした。犯人がわかった後の結末がよくできていて、殺人事件であるにもかかわらず、観終わって明るい気持ちで劇場を出ることが出来ました。日本の時代劇に出てくる名奉行大岡越前の裁きに似ている感じがしました。
雪に覆われた高い山々の麓を走る列車の景色を空と地上の両方から撮影していて、美しい景色に息を飲みました。
http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/
解説を見ると、原作者のアガサ・クリスティという女性は、子供の頃コナン・ドイル作のシャーロック・ホームズを読んだとありましたが、私も子供の頃埼玉県の北浦和駅の近くにあった貸本屋でシャーロック・ホームズの本を次から次に借りては夢中になって読み耽っていたのを思い出しました。

JR有楽町駅から映画館のある有楽町マリオンまでの道の両側にはパチンコ・スロットの入っているビルがありますが、その入り口前には何人もの若い女性が振袖姿で立って、お客を呼び込んでいました。この時期だけの学生アルバイトなのか、常勤の社員なのかはわかりませんが、ビジネスは大変だなあと思いました。