2018年2月16日金曜日

朝早く自宅を出発し、自分で車を運転して房総半島南端の平砂浦のマツ苗の生育状態の視察に行ってきました。
館山自動車道を終点で降りて、館山市内の一般道を海岸に向けて走ると、トンネル栽培をしているレタス畑や露地栽培をしているソラマメ畑があります。道路沿いには菜の花が植栽してあったり、矮性カンシロギクと思われる花も咲いていて、南国らしい景色です。


 


 

平砂浦は日本の白砂青松100選のひとつでしたが、2008年の堂本暁子千葉県知事の時代に松くい虫防除のヘリコプターによるフェニトロチオン散布が中止された結果、3~4年で松が全滅して飛砂被害が復活するようになりました。その後市民参加も含めてマツ苗の植樹事業が行われています。私も何年か前の植樹祭に参加して小さなマツ苗を何本か植えましたので、その後の生育状態が気になります。
マツ苗は元気に育って大きくなっていましたので、さすがだなと感じましたが、混植した広葉樹のトベラ、グミ、マサキの苗は元気がないか、見当たらなくなっていました。
こうなると、果たして広葉樹の苗を混植する必要性があるのかどうか・・。







植樹は汀線に近い方から行われましたが、今は館山ファミリーパーク前の県道257号に近い場所の植林の予算がついたらしく、保安林緊急改良工事という名称でマツ苗を植樹する準備として竹垣設置工事が行われていました。







太平洋にはサーファーが海に入っていましたが、なかなか大きな波がこないので苦労をしていました。
平久里(へぐり)川の河口近くにはユリカモメの大きな群れが浮かんでいました。岸の河津桜はもう花が咲いていました。