2018年3月14日水曜日

埼玉県農林部農産物安全課が担当する「平成29年度安全安心農産物確保対策推進事業(影響回避)試験研究課題に係る意見交換会」が、浦和の全日埼玉会館6階会議室で開催され、私は任命されている3名のアドバイザーの中の一人ですので、出席してきました。
この意見交換会は、昔久米 宏というテレビキャスターがテレビ番組で埼玉県所沢産ホウレンソウからダイオキシンが検出されたと放送したことで風評被害が起こって埼玉県産農産物が売れなくなった事件をきっかけに発足した委員会の後続として、設置されたものです。
今回は埼玉県の農業技術研究センターが実施した5課題の研究成果について報告があり、アドバイザーとして意見を述べました。ダイオキシン騒動の時のような緊急課題ではありませんが、農産物がヒ素やカドミウムや放射性セシウムやPOPs(長期残留性)農薬で汚染されるのを防ぐ栽培管理技術について、県は限られた人員と予算の中で、一歩一歩堅実な研究を行っています。

 
私は小学校、中学校、高等学校を浦和で過ごしましたので、浦和に行く時はいつも懐かしい思いで町並みを眺めます。県庁の手前に自民党の事務所の看板がありましたが、反対側には埼玉労働組合連合会の建物の看板があって、街宣車も置いてありました。
県庁の近くに、浦和高校時代の同級生(東大法学部卒で長年裁判官をしていた)で今は弁護士をしている友人の法律事務所がありますので、いれば立ち寄ってみようと思って電話をしてみました。残念ながら今日は自宅勤務をしているとのことでしたので寄りませんでした。来年は天皇陛下が退位して、皇太子殿下が即位する時に恩赦があるのでは想像しますので、無期懲役で受刑している市橋達也君が恩赦の対象になる可能性があるかどうか、恩赦はどういいプロセスで決まるのかなど訊いてみたいと思いましたが、また別の機会にすることにしました。
浦和高校の別の友人(一橋大学を卒業してNHKに勤務した)の実家は浦和駅の近くの仲(中?)銀座と呼ばれた狭い路地で下駄屋をやっていましたので、今どうなっているか歩いてみました。すっかり景色が変わって飲み屋街になっていて、シャッターが下りている店もたくさんありました。
浦和駅西口前のロータリーには飛翔の像が立っていました。