2018年3月18日日曜日

何年か前に、千葉県を含めてにゴルフ場の建設ラッシュの時期があり、当時の千葉県知事は投資目的の無茶苦茶なゴルフ場建設を止めるために、新設ゴルフ場は無農薬管理をしないと建設を認めないという政策をとりました。自然破壊だけでなく、芝生の病害虫・雑草防除で散布した農薬が周辺の水系に入って環境汚染や生態系に悪影響を及ぼす可能性が心配されていました。
当時千葉大学の現職だった私はこの問題を研究テーマとして取り上げ、研究圃場内に造成した芝地の一部をゴルフ場のグリーン構造にして、散布された農薬が地下に埋設した排水管を通って、下方に造成した調整池に流入するような構造にしました。これを使って、散布した農薬がどれぐらい調整池に入り、水中と底質中の濃度の経時的減衰を調査したりしました。
その当時、学生時代に千葉大学空手部で同期だった昭和41年卒の仲間が訪ねてきて、園芸学部のどこかに植樹してほしいと言ってソメイヨシノの桜の苗木を1本寄贈してくれましたので、実験池の横の斜面に植えて記念樹であることを示す看板も設置しました。
その後苗木は育って毎年見事な花を咲かせるようになりましたが、私の退職後、実験池はゴミ捨て場として埋め立てられてしまいました。苗木を寄贈してくれた仲間の一人は桜の花が咲く時期になると、無事に育っているか気になって毎年様子を見に来ていると言っていましたので、私も気になって見に行ってきました。草ぼうぼうで看板も隠れて酷い状態でしたので、今日剪定ばさみと鋸とスコップを持っていって、周りを少しだけ綺麗にしてきました。
植物を大事にする園芸学部ですが、最近は全く余裕がなくなって、構内の植生管理が行き届かず荒れ果てている感じがします。





研究圃場にあるヒノキの木に雄花がびっしりついていて、ちょっと指で叩くと花粉がフワーと飛び散りました。幸い私はスギの花粉にもヒノキの花粉にも鈍感で影響を受けませんが、こんなにたくさん花粉が飛べば花粉症の人たちには大変だろうなと想像しました。
生協広場の横の小さな花壇には、白とピンクの珍しい花が咲いていました。