2018年3月2日金曜日

昼休みに道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間した後、千葉大学園芸学部の前学部長で遺伝学研究室の木場卓人教授の最終講義の掲示を見ましたので、聴講してきました。園芸学部では毎年定年退職する教授は最終講義をするのが恒例となっています。私も10年前に、大学卒業以来の40数年間の自分の研究生活を振り返って最終講義をしたことを思い出しました。
木場先生は小麦の遺伝学で有名な京都大学農学部の木原 仁(ひとし)先生のおられた研究室の出身ですので、当初はコムギに関する研究が中心だったようですが、園芸学部は米・麦のような作物学よりも花卉・蔬菜・果樹のような園芸学が中心の学部ですので、徐々にペチュニア・ヒガンバナのような花卉やネギ・ホウレンソウ・キュウリのような蔬菜に関する遺伝学的研究に取り組んでこられたようでした。
高校時代は部活のラグビーに熱中し、大学時代はアメリカンフットボール(京都大学は国立大学でありながら強豪校として有名)に熱中したとのことでした。最終講義の最後には、これらのスポーツ熱中したことから得られたものが大きかったことを紹介しました。