2018年3月20日火曜日

国道6号の拡幅工事は、仕事の内容によって別々の業者が受託しているらしく、壁の位置を動かして広くなった道路部分を舗装する業者が重機を持ち込み準備を始めました。
園芸学部構内には次々に花が咲いています。






新聞のテレビ番組欄に、日本テレビ(4チャンネル)で午後7:56-10:54 に世界仰天ニュース!”今夜何かが起こる・・・ ㊙生放送3時間SP”と題した番組が放送予定になっていて、個別のタイトルの一つに「イギリス人女性殺害市橋受刑者整形と逃亡 日雇い労働で沖縄離島暮らし961日間の真実」と書いてありました。どんな内容の放送か見ようと思ってテレビを付けていたら、夜9時ぐらいからかなり長い時間をかけて市橋君の行動をよく似た役者を使って再現しつつ、事件を振り返っていました。全部合わせると3時間近い長い番組ですから、多分テーマごとに異なるプロダクションが制作した番組を合わせて放送しているのではと思います。
市橋君の事件はずい分前に起こったことなのに何故今日取り上げたのかと思いましたら、番組の中でリンゼイさんが殺害されたのは2007年3月20日と言っていましたので、ちょうど11年前の今日ということでした。予想通り、今まですでに報道されたこと以外の新しい情報は含まれていませんでした。以前、新しい情報がなくても何故繰り返し報道するのかと関係者に訊いたら、時間をおいて繰り返し報道して事件を風化させないことはメディアの役割ですと言われたことがあります。
番組を視聴した人々が再度事件について関心を示し、何故この事件は起こったのかを考えさせたり、市橋君は何故その後とったような行動をとったのかを考えさせたりすることで、事件を風化させない役割を果たしているのかもしれません。
再度関心が高まった結果でしょうが、改めて市橋君の事件について調べるためにネットで検索した影響か、今日のこのブログのアクセス数が急に増えて2,000件を超えていました。
市橋君の当時の心境は市橋君にしかわかりませんが、テレビ番組が事件を振り返ることで当時の市橋君と同年代の若者たちが同じ間違いを犯すことを減らすのに少しでも貢献できれば、事件を風化させないことに意味があるのだと思います。