2018年4月20日金曜日

生協前広場に就職ガイダンスの新しい立て看板がでていました。ちょうど防衛省(自衛隊幹部候補生)事業説明会をやっている時間帯でしたので、学生が何人ぐらい聴きに来ているか教室を覗いてみました。制服を着た自衛官2名が各種パンフレットなどの配布資料を机に並べて、スクリーンには自衛隊員が各種の活動している姿を録画した動画が映写されていましたが、就職担当の教員1名だけで学生は誰も来ていませんでした。自衛官が外に出て、グランドでソフトボールをしている学生のグループその他に話かけに行きましたが、やはり誰も来ませんでした。あんまり気の毒なので、私も外に出て、何人かの学生に質問をしてみたら、普段から立て看板はほとんど見ないので知らなかったということと、自衛隊に入るとトレーニングが厳しそうだから、という答えでした。
就職担当の教員も、今の学生はあちこち転勤させられる国家公務員の試験に合格しても、転勤のない市役所や農協の方を選択する人が多いと言っていました。つまり、全国や世界を視野に活躍するよりも、家族と一緒に同じ場所でつつましい生活をする方がいいと思う学生が多いというのが時代の風潮なのでしょう。
結局1時間ぐらい経っても学生は一人も来ませんでしたので、自衛官に、今の学生は就職の情報は立看板よりもネットで検索する方が多い筈なので、来年からは広報の方法を工夫した方がよいかもとアドバイスしてあげました。
私が学生だった頃は、自衛官が学内に制服で立ち入るだけで大騒ぎになった時代でしたが、今は災害救助活動など自衛隊の役割が広く認知され感謝される時代になったにもかかわらず、学生が全く興味を示さないというのはちょっと驚きでした。



道場で空手の稽古と筋力トレーニングをしてから、江戸川堤防にウォーキング/ジョギングに出かけました。江戸川の松戸緊急用船着き場の近くには生簀(いけす)が2個設置してあり、上から覗いたらアユらしい仔魚が飛び跳ねていました。