2018年5月24日木曜日

JR松戸駅から品川駅経由で羽田空港国内線タ-ミナルまで1時間ちょっと、羽田空港から飛行機で離陸してから約1時間で秋田空港に到着し、ネットで購入した往復航空券が34,280円ですから、便利になったものです。試しに電車で松戸‐上野、新幹線こまちで上野‐秋田で行くとどうなるか調べてみたら、時間は約4時間半、電車代は片道17,910円×2=往復35,820円ですから、飛行機の方がずっと早いだけに得だということになりました。

秋田空港には知人が待っていてくれ、秋田駅の近くの秋田ビューホテルまで連れて行ってくれました。私が松くい虫問題に興味を持っていることを知っていますので、海岸に沿った道を走って松林の状態を見せてくれました。千葉県の海岸松林の状態と同様で、大きなマツは松くい虫被害で消滅し、あちこちで再植樹が行われていました。住宅地側にはいくらか大きなマツもありましたが、昨年度の被害で枯れたマツがそのまま放置されているところも見られました。これらのマツからは今月末から6月、7月には体内にマツノザイセンチュウを保持したマツノマダラカミキリが羽化脱出して感染木を拡大していきますので、まずいなと思いました。
知人の話では、国有林と民有林と企業所有林などが混在しているので、誰が伐倒駆除や薬剤散布の費用を負担するかの問題があるとのことでした。
海外から侵入した伝染病(感染症)が目の前で発生しているのに、所有区分の問題で一斉防除ができないのでは、松くい虫問題がいつまでも収束しないのは当然です。
ホテルに着いてからまだ明るかったので、少し近所を散歩しました。すぐ近くに昔のお城のお堀の跡があって、スイレンの葉が浮いていて、向こう岸にはツツジの花が咲いていました。

このホテルに予約できたのは今日だけでしたので、明日からはすぐ近くにある秋田キャッスルホテルという別のホテルに移ります。