2018年5月25日金曜日

農薬学会大会の初日は、例年通り、総会と学会賞授与式と、受賞者講演と特別講演がありました。現在の執行部と名誉会員、終身会員、顧問が一緒に昼食を食べながら、学会長の学会の現状の報告を聞いて懇談する昼食会もあり、私は終身会員の一人ですので参加しました。
今年の学会賞は、奨励賞が2件、業績賞(研究)が1件、業績賞(技術)が1件、論文賞が1件でした。










特別講演は3題あり、いずれも大変興味深い内容でしたが、東北大学大学院農学研究科の堀 雅俊准教授の「青色光の殺虫効果と防除への応用」は、私の千葉大学学生時代の恩師だった故野村健一教授が黄色光による果実吸蛾類に対する忌避効果を発見して防除技術として実用化したのがはしりですので、特に興味深く思いました。
西本 麗農薬工業会会長の「農薬産業の世界的動向」も、長期的視点で農薬の果たす役割りについて説得力のある内容でした。




















懇親会・受賞者祝賀会では、余興として”なまはげ”の太鼓打ちと踊りが企画されていました。