2018年5月26日土曜日

農薬学会大会2日目は秋田県立大学で行われ、午前中に一般講演、昼休みにランチョンセミナー、午後前半は一般講演、午後後半はシンポジウム1というプログラムでした。私たちの発表は午後前半に2題続けて配置されていて、無事終わりました。共同研究者の阿部智早絵さんは、学会発表は初めての経験だと言っていましたが、練習してきただけあって時間内にしっかり発表していました。
ランチョンセミナーは3つ企画されていて、いずれも面白そうでしたが、私はエンヴィーゴ株式会社のUse of Plant Protection Products and Protection of Human Healt- Risk Assessment Approaches for Worker, Bystanders, Residents and Children(植物保護剤の使用と人の健康保護-作業者、住民、子供に対するリスク評価のアプローチ)に参加しました。暴露をDietary(食品摂取経由)とNon Duetary(非食品摂取経由)に分け、後者についてはOperator(散布者)、Worker(作業者)、Resident(住民)、Bystander(傍観者)に分けて暴露評価とリスク評価の仕方を説明していました。
散布者の経皮吸収の説明で使ったスライドに、田植え後の水田の中を歩きながら除草剤を手で撒いている女性の後ろ姿の写真がありましたが、よくこんな写真が撮れたものだと感心しました。今は、額縁散布をしたり、水口(みなくち)施用をしたり、ジャンボ粒剤を投げ込んだりの方が多くなって、農村に行っても水田の中を歩きながら手散布をする姿はめったに見なくなった筈です。













ホテルに帰るとお祭りをやっていて、地域ごとのいろいろな山車(だし)が出ていて、大勢の人々が通りを埋めていました。JAの直売所にも寄ってみました。新鮮な農産物が並べてあり、秋田県らしい素敵なポスターも貼ってありました。